トゥー・フォー・ザ・マネー

アル・パチーノ×マシュー・マコノヒー

この二人が主演の新作が３月中旬から３月末までのたった２週間

関東では　銀座の映画館でひっそりと公開されていました。。。

アル中のワタシはもちろん！観にいきましたわ

しかし名優アル・パチーノが主演にも関わらずパンフレットも作成されていないとは。。。

買う買わないは別として悲しかった。。。　


「トゥー・フォー・ザ・マネー」（２００５年アメリカ映画）


ＴＶは報じないが　アメリカで　スポーツ賭博は年間２０００億ドル市場だ

４９の州で禁止されているスポーツ賭博

だが賭けをする人に情報を提供するスポーツ・アドバイスは違法ではない

この物語は賭けをする連中を食い物にする２０００億ドルの大金を動かすスポーツ・アドバイザーの世界を捉えた映画デス


アリゾナ州立大学のフットボール選手だったブランドン・ラング（マシュー・マコノヒー）

幼い頃からプロになる事を夢見　天才的プレイヤーとして将来を期待されていたが　試合中の事故で膝を故障

６年後　夢を捨てきれずプロテストを受けながら　ラスベガスでスポーツ試合の勝敗を予想する情報屋として毎日を送っていた

そんなブランドンの才能を高く評価したのがニューヨークで大手スポーツ情報会社を経営するウォルター（アル・パチーノ）

ある日いきなり渡航費と高額なギャラを提示されニューヨークに来るよう告げられる

早速ニューヨークに行ったブランドン

ウォルターに強い語り口で強引に口説き落とされ　あれよあれよという間に彼に才能を預けることになった。。。


勝敗を知りたいお客に情報を流し　勝ったら手数料を貰う

だからお客には何がなんでも勝って貰いたい！

そしてどんどん投資金を増やして貰いたい！


そこで現れたブランドンは８０％の確立で予想を当て　会社に大きな利益をもたらした

しかし　ブランドンの的中率がスランプに陥る

あせればあせる程当たらなくなる。。。

破産して人生を不意にするお客まで出てきた。。。

そんな中やってきたシーズン最後のスーパーボウル

後がなくなったウォルターは　自分の番組で視聴者に大胆な発言をした

ブランドンの予想が外れたら　お客に掛け金を全て当社が返すと。。。



法律に触れないギリギリのラインの職業スポーツ・アドバイザー

こんな仕事があるなんて初めて知りました

だからか　地味なハナシではあるけれど意外と面白かった

やっぱね！アルがね！説得力あってね！イイねぇ～♪

あんな風に強引に口説かれたら大抵のヒトは転職するでしょー



しかしねぇ。。。今回ねぇ。。。大好きなアルの映画なのにどーしても楽しめなかった自分がいました。。。

何故なら　アル扮するウォルター社長がワタシの会社の社長に似ていたから。。。

アルに似ているんじゃなくて　ウォルターに似ているの！！

まず外見から　お髭の形から　スーツの着こなしまでそっくり！！

身長は高くないけれど　自身の寸法に合わせて仕立てたスーツ着ていて　見た感じ普通なんだけれどよく見ると色と柄の絶妙なコーディネイト！！

ラスベガスで大学生のようなカッコしていたブランドンがニューヨークに来てネクタイして過ごす

けれどウォルターを超えることはできない

歳を重ねる度培ってきた何かがウォルターにはある

そして多弁で頭の回転が速くて　深く関わるとめんどくさい問題を抱えている。。。（苦笑）

しかし本人は問題を問題とは捉えていない＾＾；

ウォルターの場合はギャンブル依存症だけれど。。。

ブランドンがあれよあれよと言う間に転職してしまった所なんか　あそこまでではないけれど　不躾ながらワタシ自身に重なってしまいましたワ

表情の作り方なんか目茶目茶似てた。。。


現実を忘れて楽しむ為に映画観ているのに　映画観ながら色々思い出していたもんね。。。

あぁ！「トゥー・フォー・ザ・マネー」は観たの失敗でしたわぁ！

でも　映画としてはなかなか面白かったからいつ出るか知らないけれどレンタルで観る価値はあると思います

ヒトが何故ギャンブルに依存するのか。。。

その理由をウォルターとブランドンを通して教えてくれます

しかしマシューのマッチョなカラダ付きはイイんだけれど　個人的にはそそられなかったデス（笑）

アルに気がいっていたからかもネ

レネ・ルッソ　久しぶりに観たけれど老けましたね。。。

でも５０歳超えている割りには美しかったデス


スポーツ賭博といえばもう一つ！

チャンピオンズリーグの勝利の行方が非常に気になる今日この頃デス。。。