- 名前
- ゆり
- 性別
- ♀
- 年齢
- 44歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- ゆりはごく普通の天然女性です。 よろぴく☆ ログも読んでやってね。 アドヴァイスもよろぴ♪
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ハラスメントシリーズ★B代表とK村さん
2009年04月09日 00:25
『幹部会員で話し合いました。おふたりは私の名で除名します。貴方達の除名希望した人達のことはノーコメントです。』と
B代表は静かに答えた。
「B代表、あたし、あたし…うっうっ」と
K村さんはいよいよ泣き出した。
「あたしは、A代表があたしみたいな余計者は捨てて行ったんだとU田さんに言われて信じていたよ。
A代表は男は高額寄付とか頭が良いとか体力があるとか、そういう人ばかり、女は高額寄付とか、妾にできそうな人とかそんなのばかり連れて抜けたんだって。
あたしはそんな人についていく気ないから誠実なB代表を信じた。B代表はかつて、あたしを庇ってくれた、命がけでやっているって言ってたよね。
じゃ、今度は命がけで余計者を放り出すのに執着するわけ?」と涙を流してB代表に言った。
『K村さん、どう思ってもらっても結構です。
貴女は私が除名します。』と抑揚のない口調で話した。
「さて」とU田さんが声を出した。
「これで話はお終いです。N田さん、K村さん、お元気で。
お見送りしましょう。」とU田さんが立ち上がった。
続けてM村さんとB代表も立ち上がった。
『K村さん、帰ろう。』とN田さんが立ち上がりながら
K村さんを促した。
K村さんはすっくと立ち上がり「B代表!」と
はっきりとした口調で言い放った。
彼女はもう泣いてはいなかった。
代わりにがくがくと体が震えていた。
「B代表、貴方がいい加減な人じゃないのはわかっている。
貴方はいまでも団体を守るために命がけなんだ。
団体の足手まといになるあたしを追い出すのも命がけなんだ。いまここで命がけだという証拠を見せてもらいます。」と
言って、たたたと台所に行き、すぐに戻ってきた。
彼女は真っ青な顔で全身をわなわなと振るわせ、
Bを代表を凝視していた。
・・・その右手には包丁が握られていた。
(ウラに続く)
このデジログへのコメント
ぉぉ☆
突然サスペンスタッチになったぉ・・・
攻撃は最大の防御かぉ?
(ウラに続く)
> 勝男さん
♪チャンチャンチャ~ン(火曜サスペンス劇場のテーマ)とBGMが聞こえそうな展開ですな(・・;
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