今年も可憐なクロモジの花が咲く季節が来る

他にも日記を課来ているブログがあり
もうそこでは毎年おなじみの花になっているけど
可憐な
見方によっては　
ピエロのとんがり帽と頬飾りのような風に見えないこともない
クロモジの花が咲き始めた。
よく似た花にシロモジ、あるいはシャグラとかウコンとかもいう
木の花もある。
その二つはいつも同じころ
山の林道脇や、林のなかなどで
薄黄色の花を咲かせる。
花びらのないような、可憐な毛玉のような、
ちょっと変わった風情の花だ。

同じころ同じような薄黄色の花を
キフジやトサミズキも付ける。

早春の山なの中では、
この初々しし薄黄色が主流だ。
そういえばヒカゲツツジも薄黄色。
だからだろうか、
そのあとに咲く
ムラサキツツジの花は
山の中ではひときわ鮮やかだ。

春が来た。
榊を採りに行く深い谷のそこで
日差しを浴びながら、今日も
町が恋の舞を踊っていた。
２日ほど前にいったときも
ほとんど同じ場所で、二人は舞っていた。

そういえば黄色いのは
この前出したミツマタの花もそうなのだ。