- 名前
- ヴォーゲル
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- 年齢
- 74歳
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- 海外
- 自己紹介
- もう海外在住29年、定年もそろそろ始まり、人生のソフト・ランディング、心に浮かぶこと...
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Jagerschotel (猟師鍋)
2009年01月31日 23:15
家人と二人だけの食事が多くなると手抜き料理が増えてくる。 手抜きといっても買って来たものがそのまま食卓に出る、というものではなく、メインのものだけを買ってきてそれに周りのものを足して食事にするというものだ。 今日もそのようなものだった。
秋から冬に掛けて寒くなればjagerschotel という料理に親しみを増す。 それは昔、この時期に猟師(jager)が森で狩った猪や鹿の肉を鍋に入れて野菜とともにことことと長時間煮たものにじゃが芋を添えて皿(schotel)に盛ったものなのだが、近所の肉屋でもその煮込み料理を作って売る。
丁子、肉桂といったような香料に加えて赤ワインを加えて煮込んであり、今は肉屋では圧力鍋で煮て時間を短縮してあるのだろうが噛めば肉の繊維がほぐれるようなほど柔らかい。 買って来たこのソースに浸った鹿の肉の上に絞ったマッシュポテトを載せてオーブンで焦げ目をつけるのは家での仕事だ。
同じように昔を偲ぶように柔らかくなるまで茹でた芽キャベツにバターを絡ませナツメッグの粉を振りかけミックスサラダを添えた。 秋から冬の、今ではオランダでは普通に狩をする場所がなく、ポーランドかチェコから到来物の鹿肉を使った鍋料理だ。
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