チャーリーウィルソンズウォー

トムハンクス、ジュリアロバーツ主演で、何を今更からしれませんが・・・
邦題を付けなかったのはなぜ？
「真実のアフガン戦争」
「陰謀のアフガニスタン」とか。
全体のつくりはリアルにできていて、とてもよかったのですが、
ちょっと気になる点が・・・
ムジャヒデンがスティガーミサイルでソ連軍機を撃ち落すシーン。
いくらんでもＦ－１６じゃまずいでしょう。
当然、ミグかスホーイじゃないと。
ハインドは本物だったのに、こりゃまたなんでなのか？

ま、それはともかく・・・
われわれが信じる超大国アメリカの安全保障、外交政策は意外に行き当たりばったりなんだと。
アフガニスタンは勿論、イラクもそう。
もともとアメリカは、イスラム革命を果たしたイランをけん制すべく、狂犬と言われ、その危険性が指摘されていたサダムフセインを支援。
イラン・イラク戦争でその目論見を果たそうとする。
莫大な経済・軍事援助をすることによって。

その場しのぎとしか思えない行動・・・
繰り返される悲劇。

この映画と「大いなる陰謀」トムクルーズ、メリルストリープ、ロバートレッドフォード主演
をセットで観ることを強くおススメします。
アメリカの苦悩と苛立ちを感じることができます。