- 名前
- 箱
- 性別
- ♂
- 年齢
- 71歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 特になし
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そんな奴
2008年10月28日 20:36
日曜午前、
スーパーの入り口階段下に
彼女(たぶん)はいた。
地面に腹ばいになり、
伸ばした前足の間に
頭を置いていた。
店に出入りする人々は、
ただ、かわいい犬と目を
向けるだけだったが、
彼女が上目遣いに、
自分たちを観察している事には
きづかなかった。
そんな彼女の姿を、
携帯のカメラにおさめよう、
シャッターを押そうとするたびに
彼女は、急に体をおこして
ふいと横を向く。
携帯を下げると
元の姿勢、、、、
三度、四度繰り返した後
あきらめて、
自転車を押して、
道を渡る
振り返ると、
2-3才の男の子が
母親に促されて、
彼女に近づいていく
後、二歩くらいの
距離で彼女は立ち上がって、
うれしそうに尻尾を振った。
少年が喜んで、
頭を撫でようとすると、
ふいと横を向いてしまう
何度も
少年は母親の元に。
そうかい、おまえはそういう奴か。
通りの向こうの彼女と
目があった
にやりと笑って、
左手の薬指で
小さく投げキッス
また、顔をそむけられた
彼女の声が聞こえた、
そんな気がした。
あなたもよ。
もう、行き交う人を
見上げていた、
上目遣いに。









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