自転車泥棒　４　完結･･･だと思うｗｗ（長文

何度か、任意出頭を求められました。

でも、こっちも遊んでる訳ではないから。



何度か目の電話。三度目だった気がするｗｗ





「もしもし？ﾌﾞﾘｯﾂさん？本当に仕事なん？」


すみませんねー、不規則な勤務なので。
なんなら、病院まで確かめに来てもらっても、
電話で確認してもらってもいいですけど？』





「あんたねー、警察をおちょくってるやろ？
本当は盗んだんちゃうん？　それを認めんと、
他人のせいにして、エェ加減にせぇや」
　

おっ？伊藤さん。あんたって誰？
一般市民に向かって、アンタって言い方、おかしくない？






「あっ、あー、あんたとは言ってない。
アナタって言ったのがわからんのか。貴方って・・・」


(´ー｀)ﾌｯ、そかそか、オレの訊き間違いやねｗｗ
（ぜったい、アンタって言ったやんｗｗ）





「で、いつ、認めるんや。」


はぁ？認める？？？
なぁ、任意出頭で、認めるって何を？





「あっ、えー、その・・・、だから・・・
いつ、みえられるかって、聞いてんねん。
警察に来れるのが、いつってことをだな・・・
丁寧に言っただけや。」



あはは、そかそか、そうやなぁ、
来週の月曜日なら、朝から行けると思うけど、
なにぶん、緊急手術とか、そう言ったのがなければな。





「じゃ、来週、月曜、１０時でえぇか？」


はい、かまいませんよ。じゃ、１０時に。


　　　ｶﾞﾁｬ！！　ツー　ツー


　　　　　　　　　　　　　ｷﾙﾉ(・о・)ﾊﾔｲﾈ








この電話の前に、二度ほど、任意出頭をお願いされたんやけど、いづれも、双方の都合が合わず、のびのびになってました。仕事が忙しかったのもあります。


今日は、先日のように、防犯登録番号が間違えているとか、いないとか、そんなん言われないように、コメを頂いた方のアドバイスも考えて･･･
完璧に書類を揃えました！！


・防犯登録証（登録カード）
・ショップの保証書（自転車の）
・領収書（レシートですが、日付も入ってます。
・取扱説明書
・自転車の盗難保険証

最後のには、もちろん、自転車の車体に刻まれている番号も、防犯登録の番号も書いてあるから、完璧ｗｗ


もちろん、ワイヤーロックも買ったので、それの領収書もありますしｗｗ

ちゃんとファイルして取ってあるので、完璧でーす。

　　　　　　　　　　　　　　　　☆-(ノﾟДﾟ)八(ﾟДﾟ　)ノｲｴｰｲ



これらを更に、ファイルに入れて、いざ、出陣！！










前回と同じように、市内の本署、○○市警察署に向かいました。


いつものように受付に行くと、やっぱり中ではニコヤカに雑談してるようにしか見えませんが･･･


『こんにちわ！　１０時に約束しているブリッツと申しますが、伊藤警部補さんは、お手すきでしょうか？』



「はい、こんにちわ、少々お待ちください。」





これまた、決まったように、内線を掛け･･･


「まもなく、伊藤警部補が来ますので、そちらでお掛けになってお待ちください。」


『はい、ありがとうございます。』




んー、自分のトコの警察署内で、役職付けで呼ぶのって、ちょっとおかしい気がする。
まもなく伊藤が参りますので･･･じゃないんかな？


ま、いっかｗｗ
　　　　　　　　　　　(´▽｀*)ｱﾊﾊ









| '∀`)ﾉｨｮｩ 　ブリッツくん。


　　　　　　　　　　　　　　Σ(ﾟДﾟ；ｴｯ、後ろからｗｗ

　　　　　　　　　　　　　　それも、クン付けｗｗ





　こんちわ、伊藤さん。


「悪いね、忙しいトコ。どない？」



　えー、どないって・・・んー、まぁまぁですかね。


「あはは、そういう時は、ボチボチでんなー、って言わなｗｗ」




あー、そうなんやろうけど、何について、どうかって聞かれたのか解らないし･･･


「ブリッツくんは大阪人ちゃうかったか。そかそか、あははｗｗ」





今日も朝からテンション高いなぁ･･･
ってか、周りに婦警さんが居るからか？
先日もそうだったし･･･
電話のテンションってか、高圧的な態度とは違うのが気持ち悪いんよなぁ･･･

でも、先日までは「さん」付けが、どこから「君」付けに変わったんやろ？
よく解らないのぉ･･･











先日と同じ、３階にある、会議室。
これまた、広いのに、わざわざ片隅に案内された。
まぁ、ど真ん中を使う必要もないけどね。

あっ、狭かったら、取調べ室みたいな所しかないんかな？


今日も、例の話術と言うか、世間話から始まって、今までに逮捕された人の話などをされ、もっぱら聞き役。







「僕らはね、市民の安全を守っている訳よ。
僕らがいなかったら、安心して生活出来ない。判る？
なのに、こういったコソ泥がいるから、ただでさえ忙しいのに、そんなちっちゃな仕事が増えてるってこと。
で、どうなん？実際のところ。」



（ん？実際のところ？）
そうですねー、忙しいのに、大変だと思いますよ。
この頃は、色々な事件もありますから･･･




　　( -д-) ､ﾍﾟｯ
　　　　　　　　　「ｵｨ　下手に出てりゃ･･･

　　(〃*`Д´)　　　イイ加減、白状しろやー!!　」






ｻｻｯ((((・＿・)
（ﾏﾀｶww）
いやー、すみません、ホント、伊藤さんには悪いと思って･･･





ヽ(^∀＾）ﾉ
「おぉ、やっと、白状する気になったか、
いやいや、オレもキツク言い過ぎたかと思ったんやけど･･･」



((-ω-｡)(｡-ω-))ﾌﾙﾌﾙ
違うって、伊藤さん、ちょっと違うｗｗ
白状してますやん？
はじめっから。
オレの妻が買った物ですって。
借りてもいないし、盗んだりしてないって。




(ω・　)ゝ
「なんだって？いきなり、前言撤回か？
おまえ、さっき、認めたやろ？な？なっ！」


((-ω-｡)(｡-ω-))　認めてないって。
正直に白状しろって言ったから、正直に言ってる。
なんにも悪い事してないって。






　　　　ｺﾞﾙｧ━━━━━━(ﾟДﾟ)━━━━━━ !!!!!

「おまえー、いい加減にしろっ！！てめぇ、証拠でもあるのか？

てめぇが、他人様の自転車を盗って、それがばれないようにサドルやカゴを変えてないって、証拠があるんなら、見せてみんかぃ、(ﾟДﾟ#)ｺﾞﾙｧ!!」




　(ﾟДﾟ)ﾉ ｧｨ
　あるよ、証拠ｗｗ
　買った時の領収書や、防犯登録証ばかりか、なーんと、
　自転車の盗難保険証もあるから、それを見てもらったら、完璧。

　ね、伊藤さん。
　落ち着いて話をしましょうよ。ね。
　これだけの書類があるんだし、ちゃんと番号を見てもらえば、誰が間違っているか判るし、もちろん、あの自転車がオレの妻のだって判るしょ？
　で、オレが泥棒ってのも違う訳やんな？





　 工エｴェｪ（´д｀）ｪェｴエ工工
「そ、そ、そんなものがあるならあるって早く言ってくれたら･･･」


まぁ、伊藤さんも、「おまえ」とか「てめぇ」って興奮して言ってるけど、落ち着いて･･･






ヽ(・。・ )ﾉ!!
「あっ、あ、あれはだな、まあ、本官も興奮してしまって･･･
まぁ、忙しくて寝不足なのもあるし･･･
まぁ、あれだ、あのー、言葉のアヤってやつだ・・・ハハハ
で、その書類、ちょっと貸してもろてもいいかな？
それで、確認してくるから･･･



(・ε・ )ｲｲﾃﾞｽｹﾄﾞｰ　ちょっと喉が渇いたからお茶とか、貰えません？





「おぉ、そかそか、ちょっとまってろ」








そそくさと、書類を持って言ったかと思ったら、
カップのコーヒーをくれたｗｗ
砂糖もミルクもたっぷりｗｗ
オレ、ブラック党なんやけどなぁ・・・
ま、ラッキーやねｗｗ

コーヒーをすすりながら、待つ事、２０分。









結構、長い時間、放置されたんで、会議室の中を見て回ったけど、なんもない。
普通に長い３人掛けの机に、パイプ椅子。

暇すぎて、携帯でオセロしてたｗｗ
















<丶｀∀´>ﾉ
「悪いね、長く待たせちゃって。判明したよ。
ハイ、書類、返しておくわ。」



いえいえ、自転車の登録番号、同じだったしょ？





　(-∀ー#)
「イヤ、やっぱ、あれは盗難車だ。
番号もぜんぜん違うし、オタクのじゃないから。」


(｀Д´≡｀Д´)??
どういうこと？？？







「だからね、オタクの持ってきた書類と、
今、保管してる自転車の番号が全く違ってるってこと。判る？
ユーアンダスタン？(￣ー￣)ﾆﾋｯ



ちょっと待ってください！
ちゃんと確認したんですか？ずっと、家にあって、ずっと乗っていたんですよ？それを盗難車だといって、間違って警察が保管してるんじゃないんですか？







「いや、ちゃんと確認した。
で、番号が違ってるから、オタクの自転車じゃないから。」




　　　　ｶﾞ━━━━━━∑(ﾟдﾟlll)━━━━━━ﾝ



「で、やっぱりあれは盗難車だけど、どこで拾ったか、見つけたか、借りたか、その辺はどうなん？」


ちょっと、オレに確認させて下さい。
確かに、ウチの自転車ですから。






「アカン。無理や。あれはもう警察で保管してるから。
ちゃんと確認したって言ってるヤロ？わからん人やなぁ。」










どうして、自分の妻が買って、それに関わる全ての書類まであって、それさえも持参したのに、ちゃんと確認してくれないのか。
そして、それを確認させようとはしないのか。
そこで思ってしまった。
もしかして･･･

本当は防犯登録の番号も全て、一致していたんじゃないのか？
なのに、それでも、自分達の間違いを認めたくなくて、確認させないのではないか？











伊藤さん、申し訳ないですけど、ちょっと、電話させてもらっても構いませんか？

「ん？構めへんけど、急用なん？」

いや、俺としては、納得できないんです。自分の妻の自転車で、全ての書類があるのに、確認させてもらえないってことが。

ですから、ちょっと弁護士さんに相談したいと思って。



「はぁ？そんなん相談したかて、どうにもならへんで。
それに、相談するなら、本当は盗ったんやけど、どうやったら許してもらえるかじゃないんか？」


(`皿´)ｳｾﾞｰ
伊藤さん？ちょっと失礼じゃないんかな？その言い方。
ちゃんとこうして、盗難事件の捜査に協力してるし、自分の持っている資料も持ってきている市民に対して、そんな風に言うんですか？




( -∀- )
「時々、いるんだよな。こういうの。
まぁ、どーぞどーぞ、どこへでも電話していいから。











梅田にある、弁護士事務所。
ちょくちょく相談に乗ってもらっている先生のところへ電話した。

長くなるので、簡単に言うと･･･

既に警察に保管されている自転車を確認するには、ちゃんとした法的手続きを踏まなければならない。
そうなると、弁護士にちゃんとした依頼をして、裁判所に届けて、確認する事になる。
つまり、正式な弁護士への依頼となり、たかだか、１～２万円の自転車のために、３０万円程度のお金を使わなければならない。
それゆえ、意地になるのも構わないけど、そういった損得勘定も考えて、引くとこは引いた方が得なのでは？とアドバイスされた。
そして、この件に関しては、自分の自転車はあきらめて、そんなバカは相手にしている時間の方が勿体無いと。












「どうだって？お偉い先生はなんて言ってた？」


自転車の件ですけど、確認して、盗難車だっていうなら、本来の持ち主に返してあげてください。
でも、あれはオレの妻の自転車に間違いはないですから。






「ほぉー、じゃ、罪を認めないってのか？」


認めるとか、認めないとかじゃないですから。
だって、犯してもいない罪は、どっちも出来ないですよ。







「じゃ、自分が窃盗してないって、証拠を見せてみろ！！」


あはは、伊藤さん、本当に警察官？ｗｗ
立証責任は伊藤さんにあるんですよー　ｷﾞｬﾊﾊﾊ(≧▽≦)










結局、自転車は盗難車として保管されていると思われます。
決して盗んだりしてませんし、書類も手元にあります。


警察が、犯罪を作っている一面を見てしまった気がします。
このログを読まれた方も、気分があまり良くなかったかも知れませんが、お許し頂きたいです。


でも、どうして？


そう思わずにはいられません。

悔しくて、仕方ないのですが、一台の自転車を失った事は、お金より、警察を信じられないという心理的な損失が大きい気がしてます。


自己責任。この言葉に沿って、ちゃんと書類も保管していても、これですから。


伊藤さんみたいな人が全てではないと思いますが、間違ったと判った時には、素直に頭を下げられる人間でいたいです。



































　　　ｳﾜｧｧ━━━━━｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡━━━━━ﾝ!!!!










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ログ・コメレス・メールの返信。遅れて(-人-;)(;-人-)すみません。

britz