ﾊﾗｽﾒﾝﾄ･余談･ｱﾎﾏｽｺﾞﾐと恐喝未遂

Ｃ氏は目からウロコが落ちたといった表情で瞳を輝かせた。

『やっとわかった！つまり、あいつは件の恐喝未遂事件のことでやましいことがあって注目されたくない、
Ａ氏に”■■ちゃんと怪しい”と吹き込めば、
Ａ氏はＣに話す、Ｃが他の人にも話して、
■■ちゃんとアホマスゴミの話題になれば、
みんながその話題に引っ張られる、
あいつにとっては元々がデッチアゲだから痛くも痒くもなく、恐喝未遂事件で、自分自身がやぶ蛇な態度を取ったがためにかえって他のメンバーの注目を浴びてしまった件がうやむやになってしまう』


「Ｃさん、そうです。でないと、突如■■ちゃんの名が出てくるなんて不自然です。
おそらくＡ氏への匿名メールはアホマスゴミの偽装工作です。
アホマスゴミは彼女の消息は知っているのかもしれません。
しかし彼女がアホマスゴミを一方的に慕って云々は嘘でしょう」


『もう少しでアホマスゴミの罠にかかるところだったな。
ということは、あの恐喝未遂事件、水面下に何かあるということだな』


「アホマスゴミが純然たる被害者であるならば、彼は何も慌てる必要はありません。しかし、これはそんな単純な話ではないから、あいつは慌てているんです。
最悪の場合、被害者と加害者が逆になっている場合があります。
外人の方は報酬を出すからと騙され、アホに何らかのタダ働きをさせられ、挙句に警察送りにされたのかも」

この推測が的中ならばアホマスゴミは躍起になって錯乱させようとするはずである。


（ウラに続く）