FIRST SONIC ゼロエイト。

急な仕事を朝からできる限りやってのけた。

そして終わったのが夕方６時。


黒く汚いインド製スクーターOASIS号にまたがり、浴衣姿の女の子に妄想を膨らませながら淀川花火大会の渋滞をすり抜け、舞洲に着いた時は、もう日が暮れかけていたよ。

ハラペコな僕は、とりあえず焼きそばを食べた。


食べ終わり、やっと落ち着いたと思ったら、もう各ステージはヘッドライナーが登場する頃になっていたんだ。

舞洲でのサマソニは初めてだった僕は、この期に及んでまずは冷静に会場を観てまわり、地理と各ステージの位置関係を把握しようと決意した。


その結果、どのアーティストもチラッとしか観れずにサマソニ初日は終了した。

まぁ最後は遠くの空で雷が光るなか、ファットボーイスリムでちょっと気持ちよくなれたのが唯一の救いか。

あ、あと、帰り際に上がった花火がとってもきれいで、こんなにきれいな花火を、僕はどうしてひとりで眺めているんだろうって、少し切ない気分になったよ。


というわけで、本日の下見（あえてそう割り切ることにした）を活かして、明日は朝から楽しんでこようと思う。

そして最後は僕が音楽と生き方の師と仰ぐ、ポール・ウェラーを観るんだよ。


時間がかぶってなかったらセックス・ピストルズも観てガッカリしたかったなぁ。


それにしても、サマソニには3年ぶりに行ったけど、客層がますます微妙になっている。

近年の妙なブッキングのせいだろうか。
いつまでも純粋な音楽好きのためのフェスであってほしいな。



とか言いながら、会場で見かけるセクシーな女の子たちからなかなか目が離せなくなる不純な僕なんだ。