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マーヴィン・ゲイの儚さ

2008年06月29日 00:24

マーヴィン・ゲイの儚さ

アメリカ黒人音楽界のスーパー・スターだったマーヴィンの作品で

HERE,MY,DEAR というタイトルのアルバムがあります。78年という

彼のキャリアでは晩年に属する時期の物であまり知られていません。

それでこのアルバムの日本タイトルが「離婚伝説」っていうんです(笑)

内容はさらに凄くてマーヴィンと63年に結婚したアンナという

17歳年上奥さんと77年に離婚するのですが、なんとこの

奥さんは彼の所属していたモータウンレコード社長の妹だったんです(笑)

離婚が決定して慰謝料の話しになったときにマーヴィンはその多額

慰謝料を払いきれずそれを払う為に作った作品がこの「離婚

伝説」(笑)その詩の内容はアンナ実名まで入ったドロッドロの

世界(笑)そりゃ最初から印税が全て慰謝料になるのがわかって

作った作品なんだから多少のあてつけもあるかと思うけどよく

社長も妹の実名入ったこんなアルバムを発表したと当時から

やっぱり話しは出てたそうです(笑)

その前の5作品が全てミリオンセラーになっていた

マーヴィンの作品としては売れ行きも今ひとつで(レコード会社

宣伝し辛かったと思うよこれは(笑))その後もあまり再発の

機会がなかったため、幻の作品化していたんです。

ところが。。これが傑作なんですよね(笑)とにかく

名作揃いの彼の作品でも3本の指に入るほどだと僕は思ってます。

とにかく曲が良い。アレンジも素晴らしい。言葉がわからないのが

これほどありがたいアルバムはないかも知れない(笑)

という事は決して手を抜いてないんですよ。彼のアーティスト魂が

そうはさせなかったんでしょうね。

この後もちろんモータウンレコードを去ります(笑)

その5年後にCBSから復活してあの「スリラー」を押さえて

セクシャルヒーリング」でグラミー賞を取るんです。

(実はこの沈黙の5年の間にも色々とドラマがあるのですが

その内書きますね。)

翌年に牧師である実の父に口論のうえ、射殺されてしまいます。

その銃はマーヴィンがお父さんにプレゼントした銃だったそうです。

浮世離れ」という言葉がこれほどはまる人もいない気がしますね。

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