つーかさぁ、旦那よ！どんな人生を歩んできたのさ。

つい最近、旦那の実家に、謎の中国人が、旦那を捜している。と来たと旦那に電話してきたらしい。

なぜか、たまに過去の話を聞くと中国人が出て来る。

とりあえず、義母は知らないと言って、去って行った。とか。

中国人も日本の名字を名乗って、旦那の中学時代に、その名字の人とは知り合いだったとか。

で、中国人を雇っている悪友が裏で指示をしていると私も旦那も思った。

旦那も、

絶対アイツだよ！つーか、今更何のようなんだよ！とっくに時効だよ。

と。


そうだよね～今更だよね～

と私は言いつつも時効って何の？何の時効なの？と思いつつ、旦那はそんな悪さばかりしていたわけ？


頭の片隅に、旦那の事をおいといてバタバタと慌ただしく時が過ぎて私は言われない限り謎の中国人の事は忘れていた。


日曜日、町内でフリーマーケットが行われて、家族ぐるみでお付き合いしているマミちゃん一家とたわいない話をしていたら、マミちゃんの旦那マナピーが、旦那に

こんな所で誘拐あったら、ビックリですよ。

と言ったら旦那は

イヤ、分からないよ。オレの事謎の中国人が捜しているみたいだから。

と。マナピーは


なんすか？謎の中国人って。


旦那


おそらく俺の悪友が探してるぽいんだよね。



マナピー


捜してるったって、誘拐されないでしょ？



旦那


イヤわからない。もし、拉致されたら、俺は殺されるね。


って。この会話聞きながら、お前どんな人生送って来たんだよ！そもそも義母よ！お前は『ウチは放任主義だったから』と良く言うが、そんな悪さしていても止めないって言うのは放任主義と言うより無責任過ぎないかい？と思った。


こー思いつつも、あっ旦那、意外と気にしていたんだ？と思った。


そして、その晩謎は解明された。



謎の中国人は、悪友とは別の友達の友達だった。


たまたま中学時代のプチ同窓会をやったけど、旦那に連絡取れなくって、おそらく、この辺に実家が有るだろうと思って、友達は、友達の中国人に頼んで、捜して貰ったとか。


で、日曜日に改めて、友達が実家を訪ねて、義母は、旦那に電話し、旦那に友人から電話来て今までの恐怖から脱出出来たのでした。



日曜日それから何度も旦那の友達から電話があった。

たまたま私が出たら旦那の友達からで、私は普通に電話出たんだけど、お父さん居ますか？って。

普通、初めてなら奥さんが出たと思ったら、旦那さん居ますか？とかご主人いますか？でしょ？

娘と勘違いされたのかな？と。何気に嬉しかった。