俺的おすすめ映画１～ギルバート・グレイプ～

ギルバート・グレイプ

Ｗｈａｔ’ｓ　Ｅａｔｈｉｎｇ
　　　　Ｇｉｌｂｅｒｔ　Ｇｒａｐｅ





アイオワ州エンドーラ。

この退屈な町から生まれてこの方24年間出たことがない
青年ギルバート（ジョニー・デップ）は、
ハンディを持つ弟アーニー（レオナルド・ディカプリオ）、
夫亡きあと過食症を病む250kgの母親、
２人の姉妹の面倒を見ている。
彼は家族を守ることに精一杯で、
自分の夢や希望を見失ってしまっている。
ある日彼の前にベッキー（ジュリエット・ルイス）
という少女が現れる。
旅の途中で車が故障し、しばらく町に留まるのだ。
風のように自由なベッキーに、ギルバートは魅かれていく。



この映画は大好きだな。
登場人物がみんな魅力的で
心理描写もよく描かれていると思う。

主演の「ジョニー・デップ」は大げさな動きはなく、
自然な感じで葛藤してる姿を好演している。
「レオナルド・ディカプリオ」は当時はまだ子供ながら、
この難しい役をうまく演じてる。
「ジュリエット・ルイス」は表情がすばらしい。

ストーリーは原作者の「ラッセ・ハルストレム」が
自ら脚色してるだけあって素晴しい！
人物配置やそれに絡むエピソードは
緻密に構成されていて無駄がない。

それとこの映画の舞台になっている町並みも好きだな。
古びた町並みだったり、永遠に続く一本道だったり・・・
この町の世界観がよく伝わってきますし、
愛着もわいてきます。

なんか爽快な後味のする映画だな。



監督：ラッセ・ハルストレム
脚本：ピーター・ヘッジス
原作：ピーター・ヘッジス
出演：ジョニー・デップ/ジュリエット・ルイス/
レオナルド・ディカプリオ/メアリー・スティーンバーゲ/
ダーレーン・ケイツ/ケビン・タイ/ローラ・ハリントン


１９９３/アメリカ