現役最強馬ダイワスカーレット

一年前、桜花賞を勝ったダイワスカーレットを評して、やはりクラシックになるとサンデーサイレンスの血統からと書きました。アグネスタキオンの娘ですからサンデーの孫になります。しかも兄はダイワメジャー、最高の良血です父がスペシャルウィークに代わった姉が走らなかったせいか初めの評価はやや低かったのですが、ウォッカに負けたのは首差で同タイム桜花賞ではきっちり１馬身半の差をつけて完勝しています。
オークスは回避してしまったので３冠はなりませんでしたが、秋の２冠も危なげなく勝って有馬記念も２着、現役最強になりました。兄ダイワメジャーにも先着しています。
桜花賞の前までは話題はウォッカで持ちきりでした。血統評価は良くないはずなのに６代母の子孫から出ているスペシャルウィークを持ち出して近親であると言うのです。
ウォッカはダービーを勝ったので一応の成果は上げましたがダイワとの対戦では前哨戦を首差勝ちしただけで負け続けているのです。

成績が示すように安定した強さで勝ち続けるのがダイワスカーレット、血統もよく繁殖に入ってもいい子を出すはずです。
どちらかと言うと突然変異的に出てきたウォッカの場合は大穴の血統と言うべきで成績は安定しないが突如として大駆けするダービーのようにです。上がり３３秒０は至上最速と書きたてられましたが、３３秒台で上がった馬が６頭もいたのです。
桁違いの末脚ではなかったのです。

１年前のログが文字化けしてしまって意味不明になっていました。