デポジット、の具体化

ここ二日間引っ張ってきましたデポジット。




まずはデポジットの前に、世界的に現段階で言われている３つの大枠のお話から。

現段階の世界で一般的に言われている大枠は
リデュース
リユース
リサイクル
の３つに分類。

リデュースは、とにかく使う量を減らそうや、と。
リユースは、使った物をそのまま使おうや、と。
リサイクルは、使った物を原料として再加工して使おうや、と。

こんなのが全世界的に現段階で言われている３つの枠組み。



あれっ？っと感じた方（かた）いらっしゃいません？
日本にたくさんあるリサイクルショップ、この枠組みから考えるとリユースショップに名前を変えるべきでないかい？と。
おっしゃるとおりだと思います。

基、軸をしっかり認識して、適切な用語を設定して（各国での翻訳もしっかりと）、その用語を間違いなく使い分けていく。

これが何よりも大切。

そういう意味では、
リデュース
リユース
リサイクル
という３つの用語は素晴らしいのかもしれないな、適切なのかもしれないな、よく現時点でこう辿りつけてるなぁ素晴らしい、とワタクシ猛さんの感想。
素晴らしいと思います。



まっ、この３項目を横並びにすること自体はいかがなものかなと思う。
リデュース、は別の枠組みだと思うんですよね。

リユース
リサイクル
は考え方の根本、おんなじ。

そう思います。
（たぶん合っているはず）









で、デポジット。

これは、例を先に挙げた方が分かりやすいと思います。
たとえば。

現状では、
缶のアクエ○アスを１２０円で購入、これで終了。
中身（液体）も。
外身（缶）も。
後はどうなろうが経済的にはおんなじ。
むしろその辺に捨てた方が捨てる人がお金を払わずにすんじゃう（缶などのいわゆるリサイクル品も、店は廃棄物収集業者にお金を払っているのです。大体２０円／ｋｇ程度）。

デポジットでは（以下の単価は例えばの額です）、
缶のアクエ○アスを２２０円で購入。
中身（液体）はお好きなように。
外身（缶）を返却すると１００円戻ってくる。
結果、１２０円。
外身（缶）を返却以外の方法で処理すると１００円は戻ってこない。
これならどう転んでも缶を返却しようとする。
これが、現段階で世界的に言われているデポジットの仕組み。
素晴らしい発想。
でも全然本気で考えてはおらんなぁ、と猛さんの感想。
せっかくここまできているのに。
頭でっかちなだけ。



どうすれば動き出すのか？
もちろん、例えば、の発想なのですが。
これに批判や修正をいただいて。
そして構築していく。
非常に単純な仕組みと適切な金額と適切な物流や洗浄や、限界でのリサイクルや熱に戻すしか手はないという本当の限界などまで仕組みがいく。
世界的な物流網だから、経済格差、為替格差、各地での物の大きさの違い、素材の違い、越境する病原菌、などなど、さまざまな問題が勃発する。
でもでも。
地球の外には出ない。
完全に限界が見えている。
だから、やりやすいのです。
ここまでたどり着いたのは、地球の歴史始まって初。
今の全体やら何やらがようやく分かった今だから初めて。
坂本竜馬の時代（約１５０年前）ですら全然科学的なことが理解されていなかった。
第二次世界大戦のころですら、まだまだだったはず。
第二次世界大戦なんて、わずか６０年前ですよ。
僕の両親が産まれたころだ。
その僕の両親の世代は、もっと昔の人間たちから吸収していった。
完全に、昔。
それが、今現在。
まだまだヒトが仕組みを作っていなくて、当然。
ようやく、おいらたちの時代から。
なんて幸せなんだ、おれたちは！！！

横道にそれました。
デポジット。

缶のアクエ○アスを２３０円で購入。
中身（液体）はお好きなように。
外身（缶）を返却すると１００円戻ってくる。
結果、１３０円。
外身（缶）を返却以外の方法で処理すると１００円は戻ってこない。
これならどう転んでも缶を返却しようとする。
あれっ？さっきより１０円高い！！！
とお怒りの方（かた）。
この１０円。
物流の仕組みに投入する金額なのです。
本当は、
物流のお金（物流、洗浄、等々）
消費税
循環税（仮名）
の３つを含んだ１０円。
こうあるべきだと思っています。

まずは公的な存在がやった方がいいのかなぁ、と僕の第一感。

郵便事業、鉄道事業、道路関連、等々と流れは一緒なのかもね。





まっ、これでも相当に長い文章やなぁ。

今日はこのへんで。

さいなら～





２００８年１月５日（土）１７時
新宿三丁目？のインターネット喫茶にて
猛（たけし）