- 名前
- まりあ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 32歳
- 住所
- 兵庫
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指先が、やけに優しかった夜(小説)
2025年04月19日 09:16
「もっとこっち来て。寒くない?」
そう言ってソファに座ってた彼の横に滑り込むと、ふわっとあったかい腕で包まれた。
テレビの音は流れてるけど、内容は全然頭に入ってこない。
彼の指が、何気ない風を装って私の髪を撫でて、耳の後ろに触れたとき、
背中がぞくってした。
たったそれだけなのに。
「ねぇ、なんか今日、静かじゃない?」
「そっちこそ、どうしたの?」
見つめ合った一瞬。
彼の手が私の頬に触れて、そのまま、ゆっくり顎を持ち上げた。
「触れていい?」
その声があまりに優しくて、反則だった。
頷いた瞬間、唇がふわっと重なって、
深くなるキスと一緒に、ソファの上の距離もなくなっていく。
服の上から触れる手は、焦ってるようで、でもどこまでも丁寧で、
まるで「大事にしてるよ」って伝えてくるみたいだった。
「可愛すぎて、我慢できなくなりそう…」
そんなこと言われたら、こっちだってもう無理。
唇も、首筋も、肌に落ちていくキスが全部熱くて、
何も言えなくなって、ただ彼の腕の中で小さくなってた。
その夜、何度も名前を呼ばれて、
そのたびに少しずつ、彼のことをもっと好きになっていった。




このウラログへのコメント
お?と思って読んだら小説?
体験話ではなく?
小説‥
愛読しますね‥
こんばんは。
素敵な小説ですね。
もしかして…。実話だったりとか?
だったらもっと素敵ですよ。(^_-)-☆
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