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【お題日記】愛があってもできなかった事

2024年11月07日 01:00

少々、暗い話になりますが、宜しいですかね。

私29歳、彼女25歳。婚約しました。結婚式場ハネムーンも決まっていました。
しかし、ある時、顔所の身体に異変が起こりました。若い方は知らないかも知りませんが、昔、夏目雅子という女優さんがいました。彼女は故伊集院静氏の奥さんでしたが、
急性骨髄性白血病になりました。であえなく27歳の生涯を閉じました。それと同じ病気に彼女がなりました。親戚一同ドナー登録しましたが、適合せず。適合するドナー待ち。日々衰弱していく彼女。3か月生きてくれました。

この時、思いました。西洋医学の無力さと、愛があっても彼女を助けられなかった自分の無力さを。それから3年かかりました。立ち直るまで。四国八十八か所遍路もしました。何も変わりませんでした。

結局、彼女の死後、3年目に彼女のお母さんから、「貴方もまだ若いのだから、娘のことは忘れて、いい人を見つけてください。」と言われ、何日も悩みなしたが、自分なりに儀式をして、彼女のものを全て焼きました。

とは言っても、直ぐには立ち直れませんでしたが、30代半ばになり、ようやっと心に一区切りついた過去の思い出です。

今でも、毎月、骨髄登録しているので、冊子が送られて着ます。
しかし、それだけは、止めようと思いません。

何故なら、それを止めたら、僕を失う為に生きてきた気がするからです。

長文になりました。
今は、デジカフェにも参加し、過去より未来に向けて歩いています。

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