妄想族

はぁ････
胸が苦しい･･･熱くて寝れない･･･

ｸｰﾗｰのﾘﾓｺﾝを手探りで探す｡
夢の中で･････

････!!?
手が動かない｡

ｶｼｬﾝ｡
冷たい感覚が手首に走り､薄っすらと目を開けた｡
暗闇では何も見えるはずがなく･････

ぁあ････
Tｼｬﾂがめくり上げられ､知らない誰かの手があたしの胸に触れた｡

夢だよね･･･?
あたしってばｴｯﾁな子･･･

･･ん･･･はぁ･･･ぁぁ
やだ､声が･･･


･･･ゆい･･･････

誰?声が聞こえる｡あたしを呼んでる･･･

ﾋﾞｸﾝｯ

下着の中でその知らない手は､あたしの大事な部分に触れた｡

･･ゆい･･････

･･･お兄ちゃん?
ｬ････
･･ﾀﾞﾒ････ｧｱｱ･･

蜜が溢れたそのﾂﾎﾞﾐを押し開いて 暖かい何かが･･･


ｱｧｧｧ･･･
ﾔｱｧｧｧｧｧ･･････

奥を激しく突かれ､叫び声にも似た声が部屋中に溢れた｡

ﾔ････ﾀﾞﾒ････
ｲｨ････････ｱｱｱｱｧｧｧｧ･･･


眩しい光｡視界が開かれたあたしの目に映ったのは｡
紛れもなく兄｡
ずっと愛していた兄｡

･･･ごめん････ゆい･･･愛してる･･･
兄の口から思いもよらぬ言葉が｡
ｶﾁｬｶﾁｬ 手首から手錠が外され､あたしの両手は自由になった｡

あ････
ぁ･･･たしも･･････


夢?じゃない?
よね?

ｶﾞﾊﾞｯ
勢いよく起き上がると､兄の大事なものを口に含み
無我夢中で愛撫した｡
夢じゃないよね･･･?
だってこんなに温かくて､感触があるもの｡
お兄ちゃん｡

好きだよ｡