- 名前
- しゅん
- 性別
- ♂
- 年齢
- 54歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 自分で下ネタ言うのはオケですが、レディーに言われると フリーズ しますw 口だけ番長...
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悪夢のような日(後編)
2007年08月25日 15:52
こんちw
昨日の続きを・・・・
怖い話が苦手な人はスルーでお願いしまw
昼過ぎに昨日遊んだマン子から電話があった。
すかさず、助さんチームが事故を起こした報告をした・・・
反応はやっぱりかって感じで、とりあえず体はなんともないと伝えたらほっとして、<あんだけ騒いで荒らしたらね~っ>て・・・
まぁ言われれば確かに・・・
マン子「ところでさ、今日何か予定ある?
俺「おい?K?今日何か予定ある?
K「駅前に用事が・・・
俺「だそうです・・・笑)
マン子「どうせ、ナンパでしょ?お願いがあるんだけど・・・
俺「お願い・・・う~ん・・・ただじゃな~
マン子「わかったよぉ・・・1発ヤラせるがら・・・
俺「おぃおぃ・・・そんなにはっきり・・・爆)しかも嫁入り前の娘が1発って・・・
マン子「実はさ~ 友達で彼氏と別れで落ち込んでる子いるから、ドライブにでも誘って元気つけてほしな~って思ってさ~
俺「可愛いの?
マン子「私ほどじゃないけど・・・めっちゃ可愛いで!
俺「自分、どんだけ可愛いど思ってるんだか・・・おい、K?どうする?
K「昨日のオメ子来る?オメ子いい子だよな^^
マン子「あ~気に入った?全然呼べるよ!まかせておいて!
俺「だけど、おなご3人なるな・・・車の都合もあるからこっちも野郎4人にするがら、そっちも4人集められる?
マン子「おっけ~!なんとかするから!
こんな感じで電話を切り野郎探しに入った・・・
いちお事故った助さんに電話を・・・
聞いたら代車が出てて絶対行くとの事(普通は事故った後は大人しくしてるもんだが・・・汗)
じゃあ、夜に駅前でということを約束した。
夜、8時待ち合わせ。
男は俺・K・タコ助・クモ助・おなごは、マン子・オメ子・バッペ子・A子さんの計8人(なぜA子さんかは後で説明)が揃った。
一番可愛いのはA子さんで当然、俺の横はA子さんと発言したんだが、その意見はものの見事に却下され助手席には問答無用でマン子が・・・大汗)
俺の後ろにはKとオメ子、助さんチームにA子さんとバッペ子がそれぞれ乗り込んだ。
行き先は男鹿方面・・・
昨日知り合ってる事もあり、うちらの車はノリノリで音楽はBOOWY!(当時はドライブの聞く音楽の定番だったんじゃないか?笑)未だに大ファンだけどねw
助さんチームはと言えば・・・
葬式帰りの車みたいな静けさだったらしい・・・
展望台の方まで行って一休みで夜景を見ながらジュースを飲む事に・・・
タコ助「いや~おなごチェンジしてくんない?
俺「なんで?二人とも可愛いじゃん?贅沢言うなや!この野郎!
タコ助「い、いや・・・可愛いんだけど・・・何しゃべっても片言で・・・会話にならねーんだよ!
俺「そなのか・・・いちお聞いてみるけど・・・
俺「マン子~ あのさぁ~
マン子「却下!
俺「おぃおぃ!汗)まだ、何もしゃべってねべっ!
マン子「チェンジの話でしょ?やだよ・・・助さんら無茶するし・・・またとりつかれても困るし・・・
俺「却下されました・・・汗)
タコ助「やっぱり?・・・じゃあ盛り上げる為にお化け探しツアーでも行くかぁ?
俺「意味がわからんけど・・・汗)みんなさ聞いでみようか~
みんなの意見を聞いたらおっけ~で、じゃあどこに行く?と相談した結果ある海岸に決まった。その場所とは・・・
1983年(昭和58年)5月26日正午頃、秋田県を中心とした地震が起きた。
マグニチュード7,7、震度5強。(この時俺は中学生、美術の時間で絵の具で絵を書いてて、地震の時に当然机の下にいたが机の上に置いてあった筆を洗うバケツやなんかが全部落ちてきて、顔中、絵の具だらけになった)
この地震により大津波が発生・・・
津波に飲まれて多数の被害者が出た。
特に大きく取り上げられていたのが、男鹿のある海岸に遠足に来てた児童達。
この子達、山合いにある小学校の子達で初めて海を見た子もいたらしい・・・
この時に明暗を分けた事があって、現場に到着して、トイレ行きたい人はトイレへ、出たくない人は海へとなってトイレに行った子は助かった。
わ~海だ~って海岸に下りて行った子らが津波の犠牲に・・・
それ以来この海岸には子供らが出ると有名になった。
民宿をやってる人は夕方にイカを干してたら海岸に手をつないだ子供たちが列をなしてきてたとか、肝試しに行ったら車に子供の手形がバンバンついてたとか・・・
まぁ出ても不思議じゃないとは思うが・・・
結局、最初のメンバーのまま車に乗り込んで問題の海岸へ・・・
現場に着いたら雰囲気(何か辺に空気がよどんでるように感じた)が悪い。
みんな車から降りて海岸へ・・・
相変わらず助さんチームは盛り上がりにかけている・・・
最初みんなで降りて行って何だかんだ話してたら、マン子が急に・・・
マン子「いや~ しっこしてぇ~
俺「行ってくれば?あそこに便所あるみたいだがら・・・
マン子「ほ~ レディ一人で深夜の便所に行けってが?ヤラしてやんねやっ!
俺「おぃおぃ・・・どしよかなぁ・・・このおなごや・・・笑)
オメ子「マン子~ 私も行くぅ!バッペ子とA子は?
バッペ子「私はまだ大丈夫!
A子「私も大丈夫・・・
俺「K、じゃあ俺ら付いていってやるか!
K「しかたね~なぁ・・・便所で青姦か?
俺「ヾ(▽⌒*)キャハハハo(__)ノ彡_☆バンバン!!
助さんチームを残して俺ら4人は便所に出掛けた。
便所に着いておなご二人が同じ便所に入ってた
(これがおなごのよくわからんとこだが)
戻る時に車にタバコを忘れた事にきずいて車によりタバコをとって再び海岸へ・・・
ここからほんとの修羅場が・・・
道路から海岸を見ると助さんチームが4人でなにやら盛り上がってる。
さっきまでの雰囲気が嘘のように・・・
俺「なぁに、盛り上がってるじゃん~
オメ子「A子が別れたばかりで凹んでるけど、基本的に二人とも明るい子だもんw
マン子「そうそう、早く元気になってくれればいんだけどねぇ A子
俺ら4人は海岸へは出ずに入り口で話をしていた。
せっかく盛り上がってるところに邪魔しちゃ悪いと思ったから・・・
こっちでは、何人食ったとかどこでパンツ脱いだとかとナンパした、された武勇伝を語っていた(爆
ここには書けない話題もちらほらと・・・爆)
そうこうしてるといきなりマン子が叫びだした!
その声にびっくりもしたが振り向いたら・・・
マン子「きゃ~~ ちょ、ちょっと~
俺「うわっびっくりした!何した?
マン子「A子が倒れたっ!
K「と、と、とにかく行ってみよう!
俺ら3人は助さんチームのとこへ走りだした。
オメ子は震えて動けないでいる・・・
現場に到着したらタコ助・クモ助・バッペ子は直立不動で青白い顔して固まっている。
横にはA子が白目をむいて口から泡を吹いて倒れている!
何がなんだかわからない俺らは懸命に大声を掛けて事情を聞い
た・・・
俺「おいっ!何があった?おいっ!
タコ助「%&%$$&%$?&%%$#$%
クモ助「%&&%$##$#%\\&%$#
バッペ子「&%%$%&%%$#\\?&%
K「と、とにかくA子をなんとかしなきゃ!
マン子「A子っ!A子っ!A子っ!
ようやく、3人が我に返ったのかその場に座り込んだ・・・
とにかくA子を起こしてと思ったが気絶状態。
Kと二人でまずは車まで運んだ方がいいと話してKがおんぶして車へ・・・
俺は残りの3人になんとか車に戻るように声を掛けて歩かせた。
3人とも夢遊病の人みたいに歩き始めた。
目が半分瞳孔が開いた状態・・・
マン子にも手伝ってもらってようやく車へ・・・
入り口に座り込んでいたオメ子も車に戻っていた・・・
この状態では運転する事が不可能だと思い、俺は自分の車、タコ助の車はKが運転する事にした。
Kが運転する車には助手席にオメ子、後ろの席にはA子とマンコが、残りの人は俺の車に乗せた。
とりあえず、A子を病院に連れて行ったほうがいいと判断して秋田市内に向かって走りだした・・・
病院に向かってる時に、みんな喉が渇いたと言うから途中の自販で止まりジュースやコーヒーを飲ました。
タバコを吸ったりジュースを飲んだりしてる内にみんな正気になってきた・・・
改めて話を聞いてみた・・・
俺「おいっ!一体何があった?
タコ助「見てしまったんだ・・・俺ら・・・
俺「何を?もしかして・・・
クモ助「多分、見えてた物みんな一緒だと思うから俺が説明する・・・
話を聞いたら・・・俺らが便所に行った後に、4人で馬鹿やって遊んでいた・・・
A子もようやく笑って話するようになって少しずつ溶け込んできた。
クモ助が海際で遊んでいたら、ズボンを引っ張る気配が・・・
ん?とは思ったが気のせいだと思った。
綺麗な貝殻を拾ってみんなのところに見せに行った瞬間、かさかさと後ろで音がした。
で、みんなで何?言った時に・・・
自分たちが子供たちに囲まれてるのにきずいたらしい・・・
何がなんだかわらからくなり、みんなで声にならない声を上げて一生懸命俺らに伝えてたらしいが、俺らはただふざけて盛り上がってるとしか思わなかった。
動くにしても怖くて足が動かず金縛りの状態になったらしい・・・
A子が倒れたのも記憶にないという事。
倒れた瞬間だけはマン子が目撃(俺とKは海側に背をむけていた)
ここで、疑問なのが・・・
何で霊感の強い俺らには全く見えなくて、霊感のない助さんチームに見えたのか・・・?
これは後日談になるが、俺・K・マン子・オメ子には全く見えていなかった。
確かに、海岸には足を入れずに道路で話をしてた。
でも、あの霊感の強いマン子は海側を見てたわけだから、もし4人が子供たちに囲まれているんだったら見えても不思議はない。
なのに、その時マン子は<盛り上がってるな~っ!>て言ってたんだから・・・
当然、見えてないわな!
助けに行った時にも多分子供たちがいたんでしょ・・・
でも、全く見えない。
なぜ、助さんチームだけが・・・
相変わらず、A子は息はあるんだけど動かない。
車は市内に入り、秋田市内の○○病院に緊急でみてもらう事に・・・
バッペ子がA子の両親に電話を入れた。
しばらくして、両親が血相を変えて病院に来た。
バッペ子が親に何て説明したのか、ご丁寧に秋田県警のお巡りさんまで登場した・・・汗)
両親は大激怒(どうやら俺らが娘に何かしたと思ったらしい)
側に立っていた、タコ助が親父に殴られ、警察が止めるという始末。
バッペ子だけ病院に残して俺らは、事情聴取の為、警察へ・・・
いろいろ聞かれたのに対して答えたが当然警察は信用してくれるわけもなく・・
(最後にはうなずいてはいたが・・・)調書も終わり、再び病院へ・・・
その間にばっぺ子が一から両親に説明してたらしく、行ったら頭を下げられた。
A子は相変わらず・・・・
野郎だけで俺の家に来ていろいろ話をした。なぜA子がこんな事に・・・
彼氏と別れて凹んでる弱い部分に入ってきたか?と思っている(あくまでも憶測)
遊び半分でいろいろ巡っていた肝試し・・・
もう辞めようという事になった。
これ以上してたら今度は自分がどうなるかわからんから・・・
次の日に病院行ったら両親にもうここには来ないでほしいと言われた。
誰のせいでもないからと・・・(100%俺らのせいでしょ)
深深と頭を下げて病院を出た。
数日後マン子から電話があり、最初に企画したのは自分だとかなり落ち込んでいて、引きこもり状態になっていた。
思い出すからお互い、もぅ会わない・街で会っても他人・電話番号も削除するということで電話を切った。
噂で、A子は植物人間状態になっていると聞いた(今はわからない)
この子の為にあえてA子とした(ふざけた名前は使えない)
この事件以来、きっぱり肝試しを辞めた。今まで一緒に遊んでいた友達ともギクシャクしはじめて(Kだけは別)そうこうしてる内に俺は東京へ上京した。
東京に来てからも不思議な事を体験してるけど、もぅ昔みたいに<わざわざ見に行く>行為はしてない。
未だに肝試しに行ってる人が多いと思うが、こうゆう事件に巻き込まれる(自業自得だが)可能性もあるということを覚えておいてほしい。
このウラログへのコメント
Hibiki様 しゅん爺も絶対忘れられない・・・
あや様 若い時は無茶するんだよねぇ~ 何も考えてないからw
怖い話し実は苦手で、でもかなり気になって小分けに読んじゃいました(笑)☆あぁ怖かったー(*^_^*)
小雪様 苦手な人多いよねぇ しゅん爺も出来たらこんな目に合いたくないですw
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