趣味は読書、ローランド・エメリッヒの「ゴジラ」など

公開時、違う映画の始まる前の予告編で、老人が雨の中、海釣りに出て、ゴジラを釣るシーンがあり、面白そうだと思い、当時、劇場で見た。
その後、DVDでも一度見ていると思う。
そして、なぜか先週の日曜日に借りて、久々に見た。
この作品は「ゴジラ」ファンからは不評で、それは主にゴジラの造形が理由だと思われる。
元々、フランスの核実験で被爆したトカゲが、巨大化したという設定なので、火も吐かない。
しかし、僕はこの作品が案外好きで、昔借りた当時は、多分期限内に2回見た。
「インデペンデンスデイ」では、地球人の完全勝利だったが、この作品では、ゴジラの卵が一つ生き残っていて、また次の悲劇を予感させる。
単純で荒唐無稽な話だが、好きなのだ。
この作品以外、大して売れなかったが、オードリー役の女優も好きだった。
シルベスタ・スタローンの「コブラ」とか、シュワルツェネッガーの「ゴリラ」とか、出ている俳優は誰も知らず、今では監督も分からないが「クリッター」とか。
パカパカしさにもそれなりの効用がある。
緊張ばかりでは、生きられない。
時には、「そんなバカなこと無いだろう」と、頬を緩めながら呟くことがあるのも必要だ。