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- 文字制限があるところでちゃんと自分のアピールをするのは昔からめちゃくちゃ得意だったの...
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たまにはしっとりとした日記でも書く
2022年08月17日 02:53
とでも思っていたら大間違いだ
と言いたいところだが、
実は頭脳派な部分もちゃんと見せておかないとただの和製ジェイソン・ステイサム(ハゲ方だけ)と思われてしまうからな
今日はインテリジェンスに富んだ内容にさせて頂こう
頭脳派だからな
私の自慢はなにも力技だけではない
ちゃんと頭を使うことだってできる
目の前に高い壁が立ち塞がるのであれば、
頭突きで道を切り拓く事もできる
それぐらいパーフェクツなヒューマンなのだよ
ほら、つい意識していないのにイングリッシュが、
失礼、英語が出てしまった
ウェイト、ウェイト、ウェイト
まぁ待て、
わかるぞ
諸君の言いたい事はわかる
それぐらいのイージーな英語は自分でも話せルーと思っていルーのだろう?
クックック…
ハッハッハッハッ!
ハァーッハッハッハッハッハッハァッ!
マジかよ…
そんな寝苦しい夜になりそうな日にこんばんは
ゴランノスポンサー
の提供でお送りいたします
やぁ、私だ
aikoのカブトムシの
「しょ〜おがい〜」の時に白目を剥く私だ
さて、前置きが長くなってしまってすまない
私は前置きもトイレの大も長いのが取り柄でね
だから君達も安心して用を足したらいい
男性諸君、女性には配慮が必要だよ
女性だって出るものは出る
だがトイレの時間が長い事を恥ずかしがる女性は多い
男性諸君はそのあたりを考慮してトイレの時間は長めにした方がいい
戻って来た時に
「オラあんな手こずったのは初めてだぞぉ」
とコメントすれば女性も安心してビッグバンアタックの時間に集中できることだろう
まぁそんな話は水に流して
せっかく出会い系に日記を書くのだから、
出会い系らしい内容にしてみようじゃないか
先日、いつものように日課である妹の下着を漁ろうとタンスをガサゴソしながら自分には妹なんていなかったと気付いたちょうどその時、
デジカフェから1通のメールが届いた
「折り入ってお願いがありまして…」
と書き出されたその内容を見るに、
都内に住む32歳の女性からのデートをしてみませんか?
というメールだった
特段断る理由もない私は、
冷静と情熱のあいだの1/3も伝わらない純情な感情に踊らされることもなく、
「お話はわかりました。ただ、今日はもう遅いので明日また詳細をお聞かせください」
と返事を送ってその日は眠りについた
次の日のお昼前ぐらいだったろうか、
(そういえば昨日の人の話を聞かなくてはな)
と思い立った私は、
彼女に再度メッセージを送ってみた
数分も経たないうちに返信が
「こんな事をお願いするのも変だとは思うのですが…もし、もし何度かデートをした上で私を気に入って頂けましたら、1つお願いを聞いて欲しくて…」
『ふむ…お願いとはなんですかな?』
「実は私…○フレが欲しくて…パートナーを探しているんです…」
ほぉ…?
ほぉ…?
先に言っておくが私だって無欲な人間ではない
人並みに…ほら、あれだ
だが○フレという甘美な響きに私の思考回路はショート寸前になりながらも今すぐ会いたいよなんて言わないなんて言わないよ絶対状態に陥ってしまった
私は興奮のあまりその場で立ち上がりクルクルと回りながら「キェェェエエエエエ!」と叫んだ
仕事中のオフィスで
同僚達は驚いた顔をしたが「いつものか…」とすぐに自分のデスクに向かい出した(この間、およそ0.000032秒)
普段の私の真面目さが功を奏したと言ってもいい
本当はすぐにでも「よろしくお願いします」と返事をしたいところだったが、
あまりがっついた感じを出すのも安く見られそうなのでまずは心を落ち着かせることにした
くっ…!
静まれ…俺の右腕…!
まだだ…
まだお前は出てくるんじゃない…!
まだラグナロク(神々の最終戦争)は始まっちゃいない…!
ぐっ…
はぁ…はぁ…
そうだ…まだそのまま眠っていろ…
そうして、ようやく私の中に眠る、
残虐な荒ぶる暗黒龍(ダークジェノサイド・バハムート)
を抑え込んだ私は、
淡々と、時には8ビートから16ビートに流れるようなリズムを刻むように返事を打った
『わかりました。私でよければ。ただ、あくまで何度かデートをさせて頂いた上で判断させて頂く、ということでよろしいでしょうか?』
「はい、是非お願い致します。すみません、私こんなお願いするの初めてで…もうドキドキしています…」
フッ…
可愛らしい事を言ってくれるじゃないか…
いいだろう
いにしえのナイツ・オブ・インペリアル(意味は知らない)の血を引いてるような気がしている私が相手になってやろう…
そうして、彼女と週末に会う約束を取り付けた私は、
期待に胸を膨らませながら大声を出した事を上司に怒られながら携帯を触っていた事を怒られていた
だが私は辛くない
○フレが待っているのだから…
そして待ちに待った週末
何千回砂時計をひっくり返したのか覚えてはいないが、
ついに来た決戦の日曜日である
待ち合わせ場所は銀座
戸越ではなく東京は中央区にあるシャレオツでトレビアンな街、
銀座である
道行く人々は皆オシャンティであり、気品溢れる紳士淑女の巣窟である
その中で、一際輝くオーラを纏いそうになっている美女が私に近付いて歩いてくるではないか
会う前に写真の交換などは行わなかったためにお互いの顔は知らないが、
服装の情報だけは交換していたのですぐにわかった
谷間を強調するかのように大きく胸元が開き、
体の曲線美をアピールするかのようなワインレッドのタイトなワンピースドレスに身を包んだ女性が現れた
一目で確信した
この人ではない
だって白い薄手のセーターと黒いハーフスカートで行きますって言ってたもん
ちぇっ
少しガッカリしていると、
後ろから不意に声をかけられた
「あの…○○さん…ですよね?」
おいおい…
おいおいおい…
冗談じゃないぞ…
冗談ではないぞ!
さっきの女性より遙かに極上の美女がそこに立っていたのだ
何ということだ…
神よ…
私は気付かぬうちに涙を流していた
「あれ…違いましたか…?」
慌てながらも渡部陽一ぐらい落ち着いた表情を浮かべて私は答えた
『いや、合ってます。凄い合ってます。合ってなかったとしても合ってますと言わざるを得ないというかなんて言えばいいんですかねこういうのってビビビと来たみたいなとかはどうでもいいとしてはい私が○○です(超早口)』
「よかったぁ…想像していた通り優しそうな人で良かったです」
どうやら第一印象は上手くハマったようだ
しかし…
しかしだ…
なんというか、
彼女は無茶苦茶に美女なんだが、
それだけじゃなく、
無駄に色っぽい表情とほのかに甘いスメルを醸し出しているのだ
正直、何故私が選ばれたのかはさっぱりわからない
これだけ無駄に色っぽい表情とほのかに甘いスメルを醸し出す美女であれば、
○フレなんかいくらでも見つかると思うのだが…
いや、無粋な詮索はやめよう
今はこの無駄に色っぽい表情とほのかに甘いスメルを醸し出す美女と知り合えた事だけでも喜んでおくべきなのだ
『では、行きましょうか。ふいんき…あれ…ふいんき…あれ…変換できないな…あ、雰囲気の良いカフェを押さえてありますので、案内します』
いかなる場合でも私は決して慌てない
無駄に色っぽい表情とほのかに甘いスメルを醸し出す美女を前日に8時間かけて調べ上げたカフェへとエスコートした
店内へ入り、席に座る
こうして向き合って座ってみると、
無駄に色っぽい表情とほのかに甘いスメルを醸し出す美女
長いな
略してムスカとしよう
改めてムスカの顔を真正面から見ると、
目鼻立ちははっきりしているのに、ややタレ目でありながらも吸い込まれそうな茶色の瞳
鮮やかなピンクのリップが塗られた唇は魔性の女のそれである
こちらを見て微笑む表情は現代のモナリザと言っても過言ではないだろう
そんなムスカを見ていたら…
なんていうか……その…
下品なんですが…フフ……
勃起……しちゃいましてね………
駄菓子菓子!
そこはどんな場面でも慌てないこの私
『まずは、何か飲み物でも頼みましょうか。ここにメニューがあります。』
スマートに切り出す
「えっとぉ…」
ムスカは少し身を乗り出してメニューを覗く
その時、少し首元の緩いセーターの隙間からムスカの胸元が…!
ピーン!
これは…隙の糸!
だが私は慌てない
右腕に宿る…えっと…なんだっけ…
なんとかバハムートが暴走してムスカの胸元に手を突っ込みそうになったが、
理性で抑え込んだ
その時!
ムスカの耳元に白い糸のようなものが見えた
これは…揖保乃糸!
『お昼はそうめんだったんですか?大佐』
慌てずにあくまで冷静に私は聞いた
「えっ!なんでわかったんですか?暑くてつい…手抜きしちゃいましたっ。……大佐?」
顔を赤くしていたずらっぽく笑うムスカ
それにしても食べカスを顔に付けてくるなんて…
ムスカよ、貴女はヴェルゴか
ヴェルゴは中将だぞ
注文を終え、コーヒーが来るまでの束の間の時間
店内に流れるスローJAZZ
ムーディ勝山ぐらいムーディだ
私は切り出す
『いや…しかし…』
「?」
『貴女を見てしまうと、何と言いますか…』
「…お気に、召しませんでしたか…?」
『いえ、逆ですよ。まるで、他の人がゴミのようだなぁ、と』
「…ありがとうございますっ///(照れ顔)」
フフッ
良い雰囲気だ
雰囲気な、雰囲気
もう覚えたぞ
しかし、ムスカは本当に美人だ
どれだけ見ていても飽きないだろう
「ちょっと、お化粧直してきますねっ」
ムスカが席を立つ
いいだろう、3分だけ待ってやる
ムスカが席を立ってから程なく、
マスターがコーヒーを運んできた
【お待たせいたしました。失礼ですが、お二人は恋仲なのでしょうか?】
『いえ、今日初めて会ったばかりです』
【そうでしたか。いえ、私から見てもお似合いのお二人だと思ったものですから】
そう言って微笑んだマスターはカウンターへ戻ろうとする
どこへ行こうというのかね?
少しは自慢させて欲しい
『知り合ったのはたまたまなのですが、私は厶…彼女とお付き合いをしたいと思っていますよ』
話しかける事でマスターを足止めする
【…そうでしたか。それでは心ばかりではありますが、私からちょっとしたプレゼントをさせて頂きます】
そう言うと、マスターはリモコンのようなものを取り出し、何やら操作を始めた
すると、先程までのスローJAZZが止まり、
別の曲が流れ出した
『ボサノヴァ(下唇を噛んで)、ですか』
【ええ、特別な時にかける曲なのですが、どうも、当店でこの曲を一緒に聞いた男女は末永く幸せになれる、というジンクスがありまして】
『なるほど…その心遣い、感謝します。マスター、あなたにも一杯、奢らせてください』
【おや、いいのですか?それではありがたくご馳走にならせて頂きます。マスターにお伝えいたしますね】
いやお前誰だよ
白い髭の似合う白髪の壮年がマスターって相場は決まってるだろ
雰囲気マスターかよ
少年野球に入り浸っては初心者のくせに偉そうに指導していく野球好きのお父さんかよ
そんなこんなで心でツッコミを入れている間にムスカが戻ってきた
「ごめんなさい、お待たせしました」
私の大の方が5倍は長い(伏線回収)
大丈夫だ、問題ない
一番良い化粧を頼む
おや、揖保乃糸が無くなっているな
ムスカも気付いたようだ
少し顔が赤いのは気付いて恥ずかしがっているのだろう
そこに触れるのは野暮ってものだ
戻ってきたムスカとお互いコーヒーを一口飲んだところで、
ムスカが切り出した
「それであの…いきなり話す事じゃないとは思うんですけど…○フレの件って前向きに考えてもらえそうでしょうか…?」
おいおい、そんな顔でこちらを見ないでくれ
惚れてまうやろ
『えぇ、そうですね。最初に何度かデートをしてから、と言いましたが…』
「やっぱり私じゃ…ダメそうですか…?」
『とんでもない。あの発言は撤回します。あなたとなら○フレの件、喜んでお引き受けいたします』
「…!えっ!いいんですかっ!ありがとうございますっ!」
心から喜んでいるように見えるムスカの笑顔
くっ…
眩しすぎる!
目がぁ!目がぁぁあああ!
しかし私は慌てない
冷静かつ沈着かつ冷静に言葉を吐く
『それでその…もしよければですが、このあとすぐにでも、どうでしょうか?せっかく一緒にいるのですし』
「…いいんですか?…嬉しい…私…実はずっと楽しみにしてて…もう…我慢できなくて…すぐにでも…お願いしたい…です…///」
少しうつむきながら、顔を赤くして上目遣いでこちらを見つめるムスカ
カウンターから微笑みを飛ばしてくるマスター(偽)
あぁ、そうさ
俺は勝ったんだ
何にかはわからんが、
とりあえず充実感だけが今の私を支配している
『では、出ましょうか』
「はいっ…///」
そうして
私達は
美味しいスフレを一緒に食べに行ったとさ
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