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当時、地球の人口は約60億人

2021年06月02日 21:41

当時、地球の人口は約60億人

私が溺愛されるまでになったのはですね


おじいちゃんの奥様の発言がきっかけなんですよ





いえいえ、私がおじいちゃんと出会ったときは


奥様は既に他界されてて、私は面識がないのですが


おじいちゃんやスチュワード夫妻(夫スチュワードがおじいちゃんの執事、妻スチュワードが私の執事


おじいちゃんの弟や妹(妹であるおばあさまは、現在一緒に暮らしてます)


農場のばあや(私がばあやと呼んでいる、農場をまとめる老婆)



彼らに常々、話していたそうです




それこそ奥様が真剣に何度も話すので、最初は誰もが半信半疑だったそうですが


奥様の没後、数年が経ち


私がひょっこり現れたことによって、信じたそうです




・私はブリタニア(女神)と約束した

ブリタニアが、私(奥様のこと)が産むはずだった子を代わりに産み育て、その子に鋼の心を育ませること

・女神の子は太陽の国から、天使とやってくる

・女神の子天使を集め、祝福と惜しみない幸福を周りにもたらす

・女神の子は私が愛するすべての者に、謙遜と敬愛、威厳をもって寄り添う






話しだけを聞いたら「なんじゃそりゃぁ!?」ですよね



でもですね



いつも同じことを言ってたそうなんです



おじいちゃんには、口癖のように



奥様「私がきっと先に旅立つのですから、あなたはゆっくりいらしてね。
あなたがきっと寂しくならないよう、あなたの元に私たちの子がやってきます。」


奥様「すべてに愛された、可愛い子なの。私がブリタニアに託したのです」


奥様「きっとあなたは、その子を愛します。可愛くてたまらないでしょう。私にはわかります」


奥様「あなたのしたいように、全てを行えばいいのです。私には予想できます、あなたは
その子をとても甘やかし、惜しみなく愛するでしょう。
また、その子もあなたを大切に想い愛してくれるのです」





ここまで聞いても、「どういうことだよおいっ!!?」



ですよね




答えはですね



奥様の日記に、記されてたんですよ



先にみなさんに尋ねますが


奇跡って、信じます?






~以下、奥様の日記の文を日本語翻訳して~



私に、甲冑をつけた女性が近づいてきた

自らをブリタニアと名乗り、私に様々な話をしてくれた

本来であれば私が産み落とすはずの子を、私に渡さないと決めたと言った

私は彼女に尋ねた、どうして私に子を託さないの?

彼女は答えた、既に産まれたあなたの子たちは、愛を間違う傾向にある、と。

また彼女は答えた、あなたに授けるはずの子は、私が選ぶ世界で強く育て

かならずあなたの元に戻るよう、私が配慮する、と。

そして、必ずあなたやあなたに関わる全ての者を照らす子にする、と。

この子は人々を温める存在、太陽に愛された子になる、と。

私はブリタニアを信じることにした。




しばらくして、私は目が覚めた。夢だったと私は思った。

横には夫が、まだ寝息をたてていた。

鳥がいつものように囀らない、不思議な朝。

私は窓を開けた。

かすかに、けれどはっきりと

子どもの産声が聞こえた。

そして、それを祝福するかのように

木々は風にあおられ、色を纏った葉が空に舞い上がり

鳩が手すりに舞い降りた。

手を差し伸べても鳩は逃げず

けれど、私がパンをあげると

それを咥えたまま東の空へ向かって飛び立ってしまった。


19,Nov,1981






******************************
ブリタニアがやってきた。


今、あの子には試練を与えている、と。


世界の理不尽を体に覚えさせ、貧困の辛さを知らせている、と。


私はブリタニアに言った、それはあの子にとって良いことなのか、と。


ブリタニアは答えた。それはあの子が答えを出す、と。



18,Aug,1986





******************************
久しぶりにブリタニアに会った。


あの子は元気にしているかと尋ねてみた。


今は苦しみと悲しみと怒りを経験している、と答えた。


それが何かはわからないけど


あの子にとって辛いことではないと願うだけ。


ブリタニアは言った、あの子の運の強さを信じてあげて、と。

きっとこの窮地を抜け出すだけの、運と力を持ち合わせているから。

無防備であることの、幼き子相手であっても

生物のオスが、本能に従う行動をとることがあるという事実を。

私はベッドから目覚め、ただただ祈りを捧げた。

あの子の無事を、日が落ちるまで。

私が疲れ、倒れるまで。



21,Sep,1991







******************************
ブリタニアと話すのは、何度目になるだろう。


あの子のことを尋ねてみた。


良くない心が育っていると告げられた。


環境に曲げられ、心が美しくいられなかったと。


私は彼女を助けてあげたい。


ブリタニアは言った、あの子の心を変えられる者を探す、と。


心が美しくなくても、私は彼女に会ってみたい。


この手で抱きしめてあげたい。


ブリタニアは首を横に振った。


それは今ではない、遠くない未来に起こるべきだ、と。


私は耐え、もう少しブリタニア


そしてあの子を信じると誓った。



12,Dec,1996







******************************
ブリタニアと話した。


来月の15日、日本の長崎市


16時くらいに、長崎


あとはあなたの運次第。


あの子に会えるかもしれない。


けれど、それは確実ではない。


それでもあなたはあの子に会いに行く?と尋ねられた。


私はこの時を、ブリタニアに会ってからずっと待っていた。


あの子に会いたい。


せめて、私は彼女に触れてみたい。


どんな素敵な子になっているのだろう。



2,Sep,1998







******************************
今日は待ち望んだ15日。


観光をして時間を消費し、指定の時間を待った。


夫は何も知らず、初めての日本を心から楽しんでる。


夫がカメラを持って、珍しい形の電車を撮りに行った。


私はここで散策していると伝え、あたりをうろついた。


いつしか駅を出て、私は道に迷っていた。


時計は17時になろうとしていた。


「こんにちは」※Hello


私の後ろで、私へ言葉が投げかけられた。


私は振り向き、声の主を見つめた。


長い黒髪の学生が、笑顔を私に向けた。


私は{道に迷ってしまったの。駅に行きたいのだけど、道のりを教えてくれる?}



と尋ねると


彼女は、困惑した笑顔を向け


横にいた男の学生に何かを話しかけた。


男子学生「こんにちは、どうしたのですか?」


私(奥様)「良かった、言葉が通じるのね。駅で夫が待っているのだけど、駅の場所がわからないの」


男子学生「長崎駅ですか?私たちも駅へ行く途中です。
良かったら一緒に行きましょう」


その男子学生は女子学生に何かを話しかけ


女子学生は、優しく私の手を握って、こう言った。


「一緒に行きましょう」※Let's go together

私には、すぐにわかった。

きっとこの子だと、理解した。


私はやっと、この子と会えた。


そして、手をつなぐことが出来た。


私はこの日をずっと忘れない。


そして、愛に溢れた笑顔を私に向けてくれたこの子を


とても愛おしく感じた。


15,Oct,1998


~~~以上~~~


おわかりいただけました?




何か、気づかれました?






では、15,Oct,1998の奥様日記の文末を追加で記しましょう



******************************
私は彼女お礼を告げ、名前を尋ねた。


彼女はたどたどしい英語で、にこやかにこう答えた。


マイネームイズ”イチゴ 〇〇”」※Myname is Ichigo ○○
(もちろん、本名ではない)


イチゴ 〇〇”
(くどいが、本名ではない)


私はこの名前を心に刻んだ。

ーーーーーーーーーー




こんな偶然って、あります!?


たしかに、修学旅行九州に行ったんですよ


そして、自由行動の日の最後のころに


長崎駅に向かってる途中で、外国人女性迷子っぽかったので


当時、良い子になろうと決意した私は


英語もろくに話せないくせに、声をかけて


結局、彼に助けてもらって


長崎駅まで行きたい外国人迷子だと判明したから


一緒に駅に向かった記憶があるんですよ




だってですね、その日の私の宿泊先


長崎駅からすぐのホテルだったので


駅を目指せば、ホテルに帰れるわけですから


良い子(になろうと決めた初日)の私は、彼に好かれたい一心で


迷子さんを助けたんですよ
(正しくは、英語が話せる彼が助けた)


で、無事に駅でその女性旦那さんに会えて


夫婦お礼を言ってくれた記憶はあるんですけど


あの旦那さんがまさかおじいちゃんだったとは


夢にも思いませんでしたよ



だってね、当時の私は


外国人アメリカ人


と思ってたのでね



え~



もうちょっと、この話が続きます

このウラログへのコメント

  • junpei 2021年06月02日 21:58

    1981年11月19日、イチゴちゃんが生まれて日なんだね?・・・
    その日からイチゴちゃんの事が、日記に書かれていたとは?・・・

    正に、奇跡としか言いようがない・・・

  • 幾三 2021年06月02日 22:14

    凄い運命ですね。

    まさに奇跡ですね。

    貴女の子供たちも同じ様に

    運命を託されているのでしょう。

  • ドガ 2021年06月02日 23:38

    人間が信じる科学で説明できないものを、奇跡と言って片付けてしまうけど、科学とは別な論理が支配していることがあるのかも知れないと…
    考えさせられますねぇ
    もっと聞きたいです。

  • 隆文 2021年06月03日 00:04

    ある所には奇跡があると思います。
    しかし、ブリタニアということは
    イギリス、ブリテン島を守護する女神?

    …やっぱり人間は一部の神々しか
    知らないのかな。
    神道の家なので、かもしれないと思いつつ……

  • Port.ヘブン 2021年06月03日 00:10

    凄い!
    全てが・・
    それが世の中の真実...
    鳥肌たった

    日記見た貴女の鳥肌はいかばかり..

    God bless Ichigo !
    Opps! you are already blessed !

  • dell8200 2021年06月03日 04:08

    なんというファンタジー!

    映画が作れそうなお話し。

    続きを楽しみにしています。

  • 十三男 2021年06月03日 06:13

    あなたの身の上に起きていること
    「どうして…!?」と思えることが
    すべて繋がりました

    奇跡は、本当に稀にですが
    起こることなのですね

    あなたのそれまでのことすべての意味と
    それを受け容れる必然性も

  • 糊男 2021年06月03日 07:29

    私が就職浪人後、10月採用が決まってプチ卒業旅行で上京した際、学生時代バイト先でお世話になった社員さんと新幹線でバッタリ遭遇した奇跡とはレベルが違いますね!
    アンビリバボー系の番組ネタに最適かも!?。

  • かたち 2021年06月03日 12:17

    予言??
    ステキなお話なので、続きをぜひ聞かせてくださいな。

  • アデス 2021年06月03日 23:37

    まじ、すごっ。
    いや~、あるんですねっ。

  • 別荘族 2021年06月04日 21:53

    まさしく、奇跡中の奇跡、ですね。

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