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次はお茶してやるぜ

2021年05月04日 21:21

次はお茶してやるぜ

庭でお花を植えていましたらですね


木陰から(ヒョコッ)と覗く何かがいたんですよ


目を向けるとですね


小さな女の子が、チラッと眺めてるんですよ


私「こっちへいらっしゃい」


と話しかけるとですね、トコトコとやってきたのでですね


私「どこから来たの?ママパパは?」
(こっちでは、小さな子ども(およそ中学生くらいまで)を独りでお留守番させたりすると
虐待とみなされて、警察が出動する事態になります)


女の子「すぐ近くでお掃除してるの」
(道路を綺麗にしたりするボランティアなどがさかんに活動してたりします)


私「そうなの?じゃあ、2人のところに行かないと」


女の子「あれ、ママとパパ

と、指さす方向にですね


私と同じくらいの年齢の男女がいるわけですよ



で、話しかけに行きまして



私「あなたたちの子がね、私の家にやってきたの。あなたたちの作業が終わるまで預かっててもいい?」


ママ&パパ「それは嬉しいよ。ありがとう」


って返答だったのでね


一緒に花を植えたんですよ


キャイキャイと元気でしてね


女の子「あなたはここの大きなおうちのお姫様でしょ?」

女の子ママとパパがいつもあなたのお話をしてるの」


と、いっぱい話してくるんですよ


私も質問に答えながら、色々と話をしましてね


で、しばらくすると


両親が見当たらないんですよ



私「ママとパパ、どこかいっちゃったのかな?」


女の子「おうちに帰ったんだと思う」


私「おうちはどこにあるの?」


女の子「この道を歩いていくと、私のうち」

私「じゃあ、送っていくから帰ろうか?」


と、5分ほどあるいておうちに送って行ったらですね


途中から二女アンが追いかけてきてですね


アン「私も行く」


ってなもんでですね


3人でおうちに向かったんですよ


で、到着したおうちに


両親がいましてですね


私「子どもを置いて行ったらダメでしょ?」


女の子パパ「申し訳ない。妻が急に体調をくずしてしまって」


女の子ママ「今はもう治ったの、ごめんなさい。良かったらお茶していって」


アン「ごめんね、今日はこの後家族で約束があるの。また次の機会に誘ってね」


私「(今日、何か約束してたっけ・・・?)」


と、そのおうちを後にしてですね


自宅に向かって歩き始めたんですよ


ふと振り返ったらですね


まだ女の子と両親が手を振ってるのでね


私も振り返したりしてですね


私「可愛い子だったね。人懐っこいし」
(こっちの小さな子で社交的なのは珍しいです※我が二女アンは超社交的なので、特にそう感じます)


アン「・・・帰ったら言う」


私「何を??」


アン「帰ったら!」


私「??・・・あ、そ」




で、おうちに帰ったらですね



アン「ママ、気を付けてね」


私「何をさ?」


アン「あの家族」


私「?ヤバい家族なの?」


アン「あ~・・・やっぱわかってなかったか・・・」


私「何さ何さ~?何なのさ~~~??」


アン「あの家族ね・・・」


私「うん」


アン「みんなに見えてない人たちだから」


私「・・・?」


アン「あの家、誰も住んでないよ」


私「いやいや、思いっきりお庭の手入れしてたじゃん」


アン「そう見えてたんだ。私には廃屋と荒れた庭だった」


私「・・・いやいや~」


アン「だってさ、あの家・・・」


私「なになに~~~!?何かいわくつきとか~~~


アン「あれ、おじいちゃんの物件だよ」


私「?」


アン「あの家のちょっと後ろに、農場のみんなのおうちとかあるでしょ」



・・・そういえば、私が歩いた道って


おじいちゃんの敷地内だった・・・



アン「悪気は感じなかったけど、後で知ったら怖がると思って
お茶も拒否したの」


私「・・・えぇぇぇぇぇぇ・・・」



そうなんです



霊感サッパリの私が


はっきりと見ちまったんです


聴いた時は、おしっこチビるかと思いましたよ



ちなみに、今朝確認しに行ったら


女の子と両親が住んでるはずのおうちは


枯れた雑草&新芽の雑草でなかなかの荒れ具合でした
(何度か言ってますが、うちの次女アンはそういうのが見えちゃいます)



ま、アン曰く「悪気はないと思う」


なので、貴重な体験が出来たと思えば、それでいいや



と思っていたんですがね



さっき、その話をおじいちゃんにしたらですね


アルバムを持ってきてくれてですね


その中にしっかり、その女の子&両親が写ってました



不慮の出来事で3人とも亡くなってしまったそうですが
(病気&交通事故でだそうで、3人揃って亡くなったわけではないそうです)



怨み辛みで出てきたわけではなさそうなので


次にお茶に誘われたら、ご馳走になってこようと思っとります

このウラログへのコメント

  • bluesky 2021年05月04日 21:39

    霊感が覚醒しちゃったんですかね

  • 幾三 2021年05月04日 21:40

    涙が出てしまいました。
    アンさんの母思いと霊となったご家族と貴女の優しさに。
    素敵なご家族ですね。

  • 和「1968」 2021年05月04日 22:41

    イチゴちゃんの日記がと切れたら
    その家にお茶しに行ったのだと思うことにします・・・

  • 誠治♪ 2021年05月04日 23:32

    初コメです(多分)
    女の子の話から察するに、生前に何度かお付き合いがあったからじゃないですかね?
    春の陽気に誘われてフラッと来たのかも

  • junpei 2021年05月04日 23:50

    読んでいる途中から、鳥肌が立ってきました・・・
    貴重な体験でしたね?・・・

    それにしても、次女アンさんの気遣いが心に沁みます・・・

  • さとし 2021年05月05日 00:10

    流石です。肝が据わっておられる。
    私が体験したら間違いなく漏らしますね。

  • 十三男 2021年05月05日 04:28

    貴女のことをいつも見ていて、貴女と触れ合いたかったのでしょうね…
    自分も霊感は何もありませんが、存在は100%信じています
    アンさんの機転もさすがです
    とてもいいお話しをありがとうございます

  • 飛鳥 2021年05月05日 05:15

    ざわ・・・ってしました( ̄▽ ̄;)

    アンちゃん あっという間になんか、大人になられましたんですね

    見えなくてもいいものが 見えるって・・・ たまに (ノ_-;)ハア…ってなりますね

  • 恋のぼり 2021年05月05日 06:22

    始めは、エッチなお話しかな?
    っと、思ってましたが(^^;
    なんと!

    話しには、聞きますが、、、
    そんな事が現実にあるなんて、、

    霊の力って凄いものなのですね
    悪さをする霊でなくてほんとに良かった

  • たぬきくん 2021年05月05日 09:08

    すごい!
    すごい体験!
    エロが一切ない! 笑

  • ゆっく 2021年05月05日 23:13

    貴重な…
    経験だと…
    思いますが…
    僕にはかなりハイレベルと言うか…
    結論から言えば…
    恐いです(>_<)

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