趣味は読書、コロナ禍のさざなみ

今の街に越して来て、6年になる。
ちょうど去年の今頃、僕の周囲にもコロナの影響が出て、有休で休んだり、半日出勤などをしていた。
駅前の時折立ち寄っていたベーカリーが閉店したのも、今頃だったと思う。

今日は、僕の休日で午前中はテレビなど見てから、用事を済ませ、午後昼食を食べたら、いつのまにか眠ってしまい、起きたら夕方5時少し前。　
まだ明るいので、コインランドリーに出かけた。
僕の家からコインランドリーまで、歩いて25分弱。
交差点を曲がって、コインランドリーの前まで行くと、ドアも様子がおかしい。
看板が外されていて、中はガランとしている。　
表のガラスに下手な文字で、閉店のお知らせが貼ってあった。
潰れてしまったのだ。
このコインランドリーは駅からは遠いのだが、いくつかあるコインランドリーの中で一番安く、それだけが理由でここに通っていたのに。
近くに「TSUTAYA」があり、洗濯の間、よく映画を借りに行っていた。
予定では、洗濯をして、その間に買い物をして、それからついでに映画も借りようかと思っていたが、当てが外れた。
まず、買い物をして、映画を借り、歩いて家の方に戻り、途中の少し高いコインランドリーで洗濯。
歴史のある店が無くなるとか、人気店が閉店するとか、マスコミのニュースになるようなことでなく、自分のごく身近で、コロナの影響が出ている。
僕の帰宅のコースも少し変わって来るのだ。
これからは、DVDを返すためだけに、街中まで歩かなければならない。