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10th Shinjuku Part 11 緑の草の上に脱ぎ捨てられた真紅

2021年01月13日 21:36

10th   Shinjuku Part 11  緑の草の上に脱ぎ捨てられた真紅

緑の草の上に脱ぎ捨てられた真紅下着
先客の女は拾い上げてのろのろと身に着けた。

パンティの前が濡れて黒くなっているのが
行為の激しさを物語っている。
こちらの女がそっとささやく
「見た。おまんこのところ。あんなシミになってる。」
そういいながら、自分はそれ以上に濡らしているのだから世話はない。
男も女も身支度を終えるのにひどく時間がかかった。
ようやく服装を整え終わると、女が男にキスをせがむ。
だが、激しい射精のあとだけに男の満足は
再びの行為を強いるほど浅くはなかった。
邪険とも言えるような態度で、すがる女を振り払っている。
再度のアクメ執拗に求める女の性。
果てた後は回復に時を要する男の性。
微妙な食い違いが二人の態度に顕著に現れている。
行為を続けるこちらも終われば同じことなのかもしれない。
ときどき見せる行為の後の男の冷たさに
女性は時に不安を覚えるが、これは実は杞憂に過ぎない。
むしろ行為の前に冷たさを感じたときこそ
離別の時が近づいていることを悟るべきだろう。
こちらに会釈するようにその場から退場していく。
とてつもない淫靡修羅場から
そ知らぬ顔の現実へと戻ってゆく。

背中に視線を流した後は二人だけの舞台だ。
「初めて見たアナルセックス。」
「ああ。初めて見た。」
おまんこから垂れ流してたよ。」
「してみる?」
といっても、こちらもアヌスペニスを打ち込んだ経験はない。
「いや。おまんこで十分すぎるもん。」
「そう。ありゃ、見るだけでいいよ。」
「それより、かき回して、おまんこ。」
「いま、向こうの見ながらイッてたんじゃないの?」
「だから、だから、余計感じるの。」
女の背後に立ちブラウスをまくり上げ、
背中にじかにペニスを押し当てながら手を前に回す。
すでにレースパンティは足首まで下ろされているから
指は簡単に性器のみこまれる。

蠕動するヴァギナ
突出するクリトリス

しばらく早いテンポで指を這わせると
また愛液の量が増加する。
前回のセックスクリトリスの根元の右横に
激しく感じる部分があるのはわかっているのだが
なかなか探し当てられない。
しばらく指を右往左往させていると意図を察したらしく
自分の手でこちらの指をつかんでスポットに案内する。
きゅっと曲げた中指の先でその場所をこすりあげると
「すごい、すごい。おまんこいいよお。」
といいながら身もだえが始まった。
さらに指を押しあてるようにしてしごくと
「うわああ。」とわめく。
同時におまんこ痙攣しだす。
「感じるう。おまんこ感じるう。」
吹き出るような感じで愛液がほとばしる。
「でちゃう。おまんこのおつゆがでちゃう。」
痙攣が全身に広がると再度のアクメが近い証拠だ。
「うわあああ。イくううう。」
体が硬直し、次に急速に弛緩するとまた高みだ。
こうなると、もはや手がつけられない。
狂ったようにイきまくるだけになる。
体重を完全にこちらにあずけたまま
背中にあてられたペニスをしごきながらの昇天だ。
アナルセックスをみながら激しく登りつめてから
まだ10分もたっていないというのに…
「またイきそうになってるよ。すけべだね。」
やがて意識が戻ってくると憑かれたようにささやく。
「あたし、スケベなの?すけべなおまんこおんななの?」
「そうほんとに淫乱だよ。い・ん・ら・ん・ま・ん・こ」
「いや、そんなこと言っちゃ。」
「毎日濡らしてオナニーばっかして。」
痴漢おまんこ触らせて喜んでる。」
「違う。違う。あなたにだけスケベなのよ。」
「うそだね。会う前から誰かとしまくってたでしょ。」
「いや。どうしてそんなにいじめるの?」
「自分ばっかりイきまくってるから。自分さえよけりゃいい。」
「違う。違う。」
「じゃ、言うたんびに噴き出すの?」
「だって、だって。」
クリトリスはとがってるし、膨れてるよ。」
「ばか、ばか。」
「じゃ、やめるか?」
「いや!やめちゃいや。」
「こうする前どうしてた。毎日オナニーしてた?。」
「毎日なんかしてないもん。」
「きょうも会社のトイレでしたって言ってたぞ。」
「しました。しました。おまんこからいっぱい出した。」
痴漢にもあったろ。」
「一回だけ。」
「そのときもおまんこが指を連れ込んだんだ?」
「違うの。無理やりいれられた。」
「濡らしたんだろ。」
濡らしてない。」
「濡らしたでしょ?ウソついたら指抜くぞ」
「濡らした。濡らした。おまんこ濡らしたよおお。」
「ぐちゃぐちゃじゃないか。結婚相手だともっと濡らすんだろ?」
「こんなに濡れるのあなただけよ。」
「またウソ?彼の顔にもまたがった?口ふさいだ?」
「またいだ。またいだ。またいじゃった。」
愛液をいっぱい飲んでもらったか?」
「のんでもらった。おまんこのおつゆ。」
ザーメンも飲んだの?」
「飲んじゃった、全部。」
「飲むのはあなただけって言ってたのに。」
「そうよ。そうよ。メス犬なの。おまんこ女なの。」
オナニーが好きで、痴漢を待ってて。お外が好きで。」
「そうなの、そうなの。おまんこ大好きよおお。」

ただ会話をしているわけではない。
手を使い
指を駆使し
息を吹きかけ
ペニスを押し付け
唇を吸いながらねぶってゆく。
おかしなものでなんとなくはじめた言葉でのいじめ
だんだん本気になってくる。
怒りの感情が訪れてくるのが不思議だった。
なのに女の感度は明らかに増幅している。
言葉をささやくたびに
愛液がたれだし、痙攣が走る。
挙句が泣き出している。
イヤなのではないのだ。
快感のあまりなのだ。
卑猥な会話が
ここまで感覚を押し上げるとは思わなかった。
会話の途中で、ブラは完全にとりさられ
ブルーのパンティは、
すでにこちらのジャケットのポケットにはいっている。
スカートは完全に捲り上げられ
ブラウスボタンが全部はずされていた。
全裸よりも乱れた格好が性感をひときわ高める。
だが、卑猥な言葉に酔っているのは女だけではなかった。
言葉を発している男も高みにのぼりつつあるのだ。
ペニスはすでに極限にまで膨張
硬度を保ちながら天を衝いている。
相変わらず指をくわえ込みながら
激しく愛液をほとぼらせ
女の指は早い速度でこちらをしごいている。
やがて、見事な尻の曲線をこちらに向けると
「立ったままして。後ろからおまんこして。」
「わんわんでおまんこいじめて。さっきの人たちみたいに。」
ぶすりと刺した。
ぬるぬると送り込んだ。
きりきりとはさんできた。
「今日は飲みたいの。出るとき教えて。お口にだして。」
「すけべ。淫乱おまんこ気違いだよ。」
「そうよ。あたしは淫乱おまんこなのよおお。」
ゆさゆさと尻をゆすり、
くねくねと腰をふった。
「出る。出るぞ。」
急速に突き上げてくる快感
あわててペニスをずるりと抜き取ると
体を入れ替えた女の口にねじ込む。
「出す。出す。」
「うぐう。らして。らして。」
真っ白になった脳裏に
さっきの男女の交合の光景フラッシュする。
ものすごい大波がおしよせると
顔をしかめ思いっきり吸い取ろうとする女の口に
どくどくと放った。
右手でペニスをかざし、
左手性器をかきまわしながらの口腔性交
こんなセックスでも激しくイったらしく
急速に硬度を失ってゆくペニス
くわえたまましばらく動かない。
しばらくしてわれに返ると
口の周りをべろりと舐める。
そしてそのまま唇を押し付けてきた。

唾液よりも粘度の高い
やや苦味のある液体がこちらの口に注ぎ込まれる。
行為の終わったあと局所から愛液精液の混合液を
吸い出してなめあったことはあるが
こんな形で女の口から自分の精液を味わったのは初めてだった。
「飲んだ。おいしかった。あなたの精液
うれしい、お口に出してくれた。」
「イけた?」
「すごいイったよ。お口おまんこも両方しびれた。」
瞳は潤んでいる。
「ごめん。いじめすぎたね。」
おまんこ女って言われたとき、イっちゃいそうだった。」
「今度会社やレストランで言ってね。」 
「約束どおりパンティもらったぞ。今日はノーパンだな。」
「いや。でもうれしい。おまんこのにおいかいでね。」
どこまでも卑猥な会話を続けながら身支度をする。
「やだスースーする。またオナニーしようかな。」
「かがんでごらん。」
女が脚をのばしたまま前傾姿勢をとる。
「見えるぞ。おまんこ。」
「いいもん、階段で足広げちゃう。痴漢に触らせる。」
「勝手にしろ。」

なぜか明るく笑いながら、
木陰を出ると腕を組んで出口に向かう。
門をくぐれば狂気の交合の相手も単なる同僚になる。
結婚と退社というフィナーレは近い。
あと何度かの逢瀬は、もっと激しいものになるのだろうか?

(続く)

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