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La plus belle pour aller danser

2019年06月06日 08:27

男根語は比較的気軽に口に出せるにもかかわらず、女陰語はまったく言えない。これこそ女性差別以外の何ものでもないと、松本氏は憤る。

大正時代からの約100年、女陰語が事実上、言葉として抹殺され、まったく発することができない状況は、女性差別と言うしかありません。『オチンコ』が言えるのなら、『オマンコ』と言って何が悪いのでしょうか。もしも『オマンコ』が今となって卑猥に聞こえてしまうなら、京都で近年まで女性のための上品な言葉として使われてきた『オソソ』と言っても構いません。日本も男女平等を目指すならば、この男女差別の状況を変えなきゃいけないでしょう」

 セクハラなどへの意識が高まっている日本社会ではまだまだ、女陰語を気軽に言える状況にはない。「ただそのような風潮こそが本来、女性に対するセクハラなのだ」と、松本氏はいう。

 この自主規制が強い日本で皆が「オマンコ」と気兼ねなく言える日は来るのだろうか。

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