過去プレイの断片その１

後ろ手に革手錠をかけられ
ソファーにふんぞり返って座っているあのひとの
足元にひざまずき

見上げるわたしの瞳は潤み
すかさず頬を打つ手のひら

思わず声が漏れてしまう。

口元に突きつけられるもの
咥えようとしてまた打たれる。

ごあいさつがまだだ・・・・・・

｢おねがいです、しゃぶらせてください」

ちゃんといかせるんだぞ・・・・

「はい」

あの人はなかなか行かないんです。
手を使えない状態で口だけで行かすのはほとんど不可能です。
それでもしゃぶらされるのです。

喉の奥まで入れすぎてゴホゴホってなって口を離すと
今度は背中に鞭が飛んできます。
痛みで動きが止まればさらに打たれます。

歯があたったといっては打たれ、気持ちよくないといっては打たれ。
はじめは気持ちよがっていたご主人様も刺激に慣れてくるとだんだん小さくなってきてしまいます。
そうなるとわたしは必死です。
小さくなった分ぶたれるからです。

えずくのなんかかまってられません。
自分からのどの奥に突き立て
ゲロ吐きそうになりながらひたするしゃぶりつづけます。
もう頭が真っ白です。

そうやってたまーにですけど
ご主人様に行っていただけることができて
飲ませていただけると
わたしはしばらくの間幸せなのです。