負けちゃいました

学校でも、クラスの男の子に「好き」「好き」と告白されてるらしい、わが娘


小学3年生ともなると、女子からの嫉妬も激しいようで


断るオンリーの娘からしたら、断り方も言葉選びに四苦八苦


去年までだったら「私は好きじゃない」って一言で終わったのに

今はお友達のことまで考慮して

「私もお友達として好きよ、でも、男の子としての好きじゃないの」から始まり

「あなたはとても素敵な人ね」なる褒め言葉も贈りつつ

「○○ちゃんなんか、あなたにお似合いかも？」と、さりげなくお友達の恋まで手伝わされる始末



小学生なのに、気苦労が絶えないなぁ


よし、せめてストレス発散できる機会を設けよう！！と思い立った私は


第一回、ストレス解消大声褒め合い大会を開会いたしました


ルールは単純


娘と私、お互いを大声で褒めあう大会です


ただし、ただ褒めるだけだとつまらないし

スッキリするのが目的なわけなので、


「悪口を言い合うように、褒めあう」というのがルール

さらに、英語だと私が不得意すぎるので

日本語でやることに


娘と私、決戦が幕を開けました


私「あんた可愛いから、ママはいっつも可愛い服着せたくなっちゃうんだぞ！！」


娘「なによ、ママだって可愛いから私いっつもみんなに自慢してるんだからね！」


私「なにおうっ！？あんたなんか足が長いからスタイル良くてとっても綺麗なくせにっ！！」

娘「ママこそ、ミニスカ履いたら男の視線釘付けじゃない！色っぽいのは罪なのよ！！」


私「いっつもいっつもみんなに笑顔振りまいて、だからみんなあんたに惚れちゃうんだよっ！！」


娘「ママなんかクラスの○○くんが可愛い結婚したいって毎日私に言ってきてるの知らないくせに！！」


私「お手伝い毎日してくれて、偉いなこの～！！」


娘「ママのご飯が美味しすぎて、太ったらダイエットに付き合ってもらうからねっ！！！」


私「ダイエットしなくたってあんたスタイル抜群じゃない！」


娘「ママだって腰キューってしてて色っぽいわっ！！」


私「服のセンス抜群だから何着たって似合うくせに！！」


娘「ありがとう！ママが私のことを理解してるからでしょ！！」


私「・・・あっあんたなんか人に優しくして人気者のクセに！！」


娘「ママこそ出かけるところでいっつも男の視線全部独占しちゃうじゃない！！！」


と、こんな感じ


私「こうなったら、心にも思ってないことで負かしてやるっ！！ブースブース！！」

娘「何よっ！！パパ以外の男に興味持たない素敵なママのくせして！いつもありがとう！！」

私「うるせ～、デーブデーブ」

娘「それしか言えないの！！？ママいっつも私の事ばっかり考えて大切にしてくれて！！
私感謝でいっぱいなのよっ！！！」


私「・・・うるせ～、アーホアーホ！！」


娘「ママったら！！素直になりなさいっ！！世界一愛してるわっ！！！」


二人で大笑いしました


言葉の出る量もさることながら


どうやら軍配は、娘に挙がったようです


ママ、完敗でした




娘「心にもないこと言ってきたのは面白かったわ」

そりゃ、大事なわが子にブスなんて思いもしませんよ



少しはストレス解消になったのか


昨日はグッスリと眠ってくれた、可愛い可愛い娘なのでした