- 名前
- ra蘭nn
- 性別
- ♀
- 年齢
- 37歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- ブログのコメは、頑張って返します! でも、お返事遅れたらゴメンなさい(>_<。) ち...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
人肌恋し……
2007年05月08日 04:00
夜は不思議と気持ちが高まるもので、善くも悪くも。
前に好きだった人に捨てられて半年が経とうとしています。彼の誕生日、今月の頭、メーデーでした。
出会ってから二回、誕生日を祝うチャンスはあったのに、結局一度も当日に祝うことはなかったな。
一度目はまだ気持ちを伝えてなくて、二度目はわけわからん理由でふられて意地になって連絡しなかった。
今年が三度目。さすがに祝う気にはならなかったし、はなから祝う気なんてなかったけど。
うまれてからの20年で一番の恋だった。
あんなに情熱的に求めたのは彼が初めてで、初めてだからこそ、その恋にのめりこんだ。
今思えば、たいした男じゃない。4つも年上のくせに、とんだ我儘坊やだった。
音信不通のサヨナラは、このうえない拒絶。私が最も怖れていた行為だと、彼は知っていたはずなのに。
今あいつがどうしてるかなんて知らないし興味もない。
他に女を作ったか、仕事に追われてヒーヒー言ってんのか、慢性的な凝りに悩まされているのか……幸せであれ不幸せであれ私には関係ないと、そう思えるようになった。私も成長したもんだ。
でも、今でも駐輪場に行けば彼の自転車を探し、電車に乗れば彼を探し、地元を歩けば彼の影に怯え。
会う勇気は、まだ無い。
体は覚えている。
彼の指を。彼の腕を。彼の温度を。彼の髪を。彼に見つめられたときの体温の上昇を。彼の吐息を。
今会ったら、きっと私は泣いてしまうから。
お互い何もなかったようにすれ違うだろう。それが私をまた傷つけて、止まった血を流させる。
愛していた。
だから、許せなかった。
傷は深く、忘れることは出来たとしても、消えることは……たぶん、無い。
私のどこかが叫ぶ。
「彼以上の男なんていない!」
懲りもせず、愛した記憶を引きずって、幸せだった思い出にすがって、叫ぶ。
まだ、新しい恋は出来そうにない。
だからこそ、
恋がしたいと、思う。
身を焦がすような、情熱的なのがいい。
記憶を変換する。
一番を変える恋。
一番を変える男。
私は我儘だ。
愛したい。
それ以上に愛されたい。
壊されてしまうほどの愛がいい。
捕らえて
囚われて
溺れてしまいたい。
私は恋に生きるタイプだと、どこかの占いに書いてあった。
当たっている、かもしれない。
どこかのお伽話のように、愛や恋にだけ生きられたなら、さぞ幸せだろうと思う。
腕枕が好き。
キスが好き。
抱き締められるのが好き。
撫でられるのが好き。
甘えるのが好き。
甘えられるのが好き。
好きだと教えてくれた男は、二度と私に触ることはない。
私もそれを望まない。
触れたとしても、そこに愛や恋は無い。セフレが関の山だろう。
なる気なんて、もちろん無いのだけれど。
夜はさみしい時間。
誰かのぬくもりが欲しい、と固く目をつむり、寝返りをうつ。
自分を抱き締める腕を想像し、仮初めのやすらぎ。
足りない。足りない足りない足りない。
満たされず目を開き、眠れぬ夜は更けていく。
気付く頃には夜は明けて、残酷な朝。
夜に考え事はしちゃいけない。
わかっていても思考はめぐる。止まらない。
今夜も、眠れそうにない。
このウラログへのコメント
情熱的な恋だったんだね。はっきりしない終わり方って引きづってつらいけど、必ずモアベタ-はありますよ。
コメントを書く