- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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10th Shinjuku Part 9 深い満足の後に来たさらに
2018年02月18日 21:21
深い満足の後に来た
さらにはげしい快感。
お互い体力と気力の限りをつくして
まさに「やり狂った」のだ。
少なくとも今はもうセックス不要のはずだ。
なのに
こちらの前ではすべてを投げ出し、
すさまじく淫乱な本性をむきだしにする
この不思議な女がたまらなく可愛かった。
だから、やさしく抱きしめて
恥態の限りをつくした浴室に入る。
さすがに行為はなかった。
普通に湯をあび、普通に流す。そして普通に出る。
すでに日付はとうに変わり
時計は3時を指している。
6時間の狂態はようやく終わりを告げた。
のろのろと身支度が始まる。
だが
彼女の口からベッドに落とされたパンティは
戦利品としてすでに
こちらの手のなかにあった。
探す女に手品師のように卑猥な布を広げて見せると
再びポケットの中にいれる。
「やだ。」
と言いながら止めようとはしない。
むしろ、男に奪われ
つけないで帰るのがうれしそうだった。
「おまんこのシミしゃぶってくれるの。」
「そう。なめる。吸う。しゃぶる。」
欲求不満の熟女のような問いに
欲求不満のオヤジのようなしぐさで答える。
もっとも彼女はともかく
こちらは確かにオヤジだが。
もつれるように車に乗り込み、
もう二度とは来ないであろう
隠微なホテルをあとにする。
くたくたに疲れていたが、気分は悪くない。
むしろけだるい充足感がある。
行為と行為の合間に
少しとろとろと寝たせいか眠くはなかった。
女の方も肩に頭を乗せるだけで
それ以上仕掛けてはこなかった。
首筋にやわらかい髪が触れて
くすぐったく心地よい。
二十分ほどで女の家の近くに着く。
街角の小さな公園の前。
街燈がかすかにあたるだけの黒い空間。
明け方を迎える直前の無人のスペース。
あれほどすさまじい行為がなければ
まず、その片隅で
荒々しい野外性交にうつっていたはずだ。
「次は…」
とよからぬ決意をしながら軽いキスをかわす。
「ねえ。すごかった。またまんこしてくれますか?」
キスの濃度が増す。
快感と同時にその淫乱さに恐怖も感じる。
悟られないようにそっと押し戻して
「聞きたい事があるんだけど。」
「なあに?」
「一人はわかった。Kだろ。もう一人は。」
「言わなきゃダメ?」
「なんでも言ってくれたじゃないか。」
「言うわ。婚約者。セックスは下手だけどすごくいい人。」
また驚かされた。
だが婚約者がいても不思議でもなんでもない。
問題は婚約者がいるのに
あそこまで狂えることだ。
いったい、この娘は…と思うが
あの淫れかた、狂い方と
オナニーや痴漢体験を考えれば
当たり前の性の道徳律など
もとより通用するわけはない。
「あと二ヶ月で結婚。その前にまたして。」
それだけ言うと唇を吸ってから
するりと車から降りる。
あっけにとられて
運転席から見送るこちらを振り返ることもなく
見事な肢体をゆすりながら早足で闇に消えた。
あのスカートの下はむきだしなんだな、
というたわいもない思いが浮かび
ポケットに入った
まだ湿っている小さな布をにぎりしめた。
どちらも仕事を優先するという
暗黙の決まりがあった。
だから容易に次の機会は訪れない。
土日はこちらも家庭サービスがあるし女の方も結婚準備がある。
さすがにKは馬鹿な上司よりスマートだとみえて
Kと彼女とのことが
社内のうわさになることはなかった。
だが、彼女が結婚するという情報は
じわじわと流れ出していた。
おそらく、再度誘ったKか上司が
「結婚する」という立派な理由で
デートを断られたからだろう。
昼間、いちどだけチャンスがあった。
彼女は届け物で
こちらは訪問で
同じ方向に向かう電車に乗り合わせたのだ。
混雑時なら、きっと痴漢行為に走っただろうが
あいにく昼間でがらがら。
健全な会話しかできなかった。
「そうか。結婚ねえ。」
「おかしいですか?」
「おかしくはない。おしい。」
「うわあ、おやじのしゃれだ。」
「悪かったな。で、相手は?」
「近所のお店のぼんぼん。誰かみたいに悪人じゃない。」
「結婚前にあれする人が、こっちを悪人呼ばわりか。」
「会社はやめるの。誰かともお・し・ま・い。」
「残念だけど、幸せになれよ。いい加減にして。」
「でも、まだ一月と半分あるわ。また…」
電車が目的地につく。
「少し時間があるんだけど、歩きませんか?」
たしかに緑の濃い
江戸時代の名園が駅のそばにあった。
肩を並べてその方角に向かう。
腕は組まず、身体のどこもふれていないのに
女の身体からは欲望が漂ってくる。
もっとも、こちらも同様のはずだ。
公園に入り、人気のない方向に向かう頃には
もう歩きながら
互いの身体をまさぐりあっていた。
「もうぐしょぐしょになってるの。」
明るい陽のもとで平気で淫語を口にする。
周囲をさっと見渡して
人目がないのを確認してから
タイトミニの下に手を入れる。
いきなり濡れたパンティに触れた。
ストッキングは履いているから
ガーターをつけているのだろう。
「あれから、ずっとパンストつけてないの。」
「いつでも、のつもりで生足かガーター。」
「すごいよ。セクシーで。」
「こんな格好するだけでおかしくなっちゃう。」
「なかなかできないから前よりオナニーするようになった。」
「今日は真っ赤なTバックよ。シミいっぱいついてる。」
「会社出る前トイレで一回イっちゃった。」
「また脱ぐから持ってってね。私の記念のおつゆだもの。」
本能に忠実になるとここまで
淫らな言葉が平気で出るものなのだろうか?
封印していた淫語「おまんこ」を
この間の情事で口にしたとたんに
明らかに彼女の中に狂気が芽生えたようだ。
幸いなことにその狂気は
こちらにだけしか垣間みせていないが…
まるで、言葉責めを受けているようだった。
ズボンの中で早くもいきり立つ。
その変化にいち早く気づいたようだ。
手をとるとこんもりと茂った暗い木立の間に
こちらを引っ張るようにして歩を進める。
だが、再び驚愕が走った。
どうもこの娘とは驚きが続く運命にあるようだ。
そう、白昼思いっきり淫れようと思ったその木陰には
先客がいたのだ…
(続く)
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