- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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6th Haneda Part 7 周囲の鏡には男女の
2017年12月31日 17:31
周囲の鏡には男女の姿が無限大の数で映っている。
原色の円形ベッドの上でくねくねと動く女の肢体が
白く浮かびあがってなまめかしい。
ベッドサイドのコントロールボックスに
細く長い指が伸びて有線チャネルを選び出す。
ようやくお目当てにたどり着いたらしく
静かなジャズが流れ出す。
趣味は悪くない。ジャックルーシェのプレイバッハ。
下品そのもののインテリアが
上品そのものの音楽に満たされる。
満足そうにため息をつくと、身体中の力を抜いて
長々と寝そべっている。
身につけているのは、風呂上がりに拾った
愛液で湿った紫の小さい布だけ。
形のよい乳房は少しも崩れていないから
乳首が天井を向いてとがっている。
まだ濡れている髪の毛が顔にかかって
形の良い鼻と少ししゃくれた顎のラインを際だたせている。
思わず、しげしげと見てしまった。
これほど美しい女性とは
めったにお目にかかれることはないだろう。
危険な質問をしたくなった。
「友達、少ないんじゃない?」
「うん?」
「セックス相手じゃないよ。普通の友達。男でも、女でも。」
しばらくの沈黙。響くG線上のアリア。
「友達はあまりいません。親友がいたんだけど自殺しちゃったの。
彼のことも本当に好きなのかどうかわからない…」
「彼とは?」
「何か自分をつくっていて、こんな風にできない。不感症みたいになっちゃって。」
そうだろう、これだけきれいな女と、これだけ激しいセックスをしていたなら
他の女性に興味を移すこともないし、別れようとは思わないだろう。
結局、この美しい女をここまで淫乱にしたのは
やはり老練なテクニックを持った上司に違いない。
初老の男との秘めやかな、そして大胆な情事のくりかえし。
男性経験の数は少ないのに、性技のバリエーションは豊富。
若い男性とのせわしないセックスでは、もはや満足できないはずだ。
「どう、感じた?」
「すごく。でも私のなかのメス犬がもっともっと、と言ってます。」
そう言うと、美しい瞳にまた卑猥な光が宿り出す。
ぞくぞくするような流し目をこちらに向けながら
パンティの上から指で撫ではじめる。
あえて脚を大きく広げ、舌なめずりしながら
中指の腹でパンティをおまんこに押し込むようにする。
再びじわっと広がる淫猥なシミ。
それを見せつけながら身体を翻して、高価そうなバッグを手に取る。
そして、中から取りだしたものは、
案の定、大きく太いバイブレーターだった。
太い丸太を模した本体に小さな熊がしがみついている。
いまのように女性に好まれるような洗練されたものではない。
どぎつい色と、グロテスクな形をもった無粋な代物だ。
極端に美しい女性が
洗練されたジャズの流れる
下品そのものの部屋で
とてつもなくイヤらしい器具を取りだしているのだ。
ミスマッチングのきわみみたいなこの取り合わせが
卑猥さをどこまでも増加させている。
コントローラーをオンにする。
上品なジャズにバイブレーターの下品なノイズが加わって
前奏曲が始まる。再び獣のコンチェルト。
おまんこをほんの形だけ覆った紫のパンティを横にずらして
自らバイブを突っ込んでゆく。
極限にまで開かれた脚。
大きく剥かれた桃色のラビア。
それが、こちらのペニスの倍の太さはありそうな
蛍光色のブルーのグロテスクな棒を
じわじわと呑み込んでゆく。
バイブの動きだけでは物足りないかのように
激しくかき回しながら
「いいの。いいの。これ、いい。」
とわめきながら身体をのけぞらす。
たまらない光景に再び硬度を増すこちらのペニスに
狂ったようにむしゃぶりついて激しくしゃぶり出す。
この狂気に負けられないと
身もだえする左胸を左手でなで回す。
身もだえする右胸をちゅうちゅう吸う。
右手で髪の毛を荒々しくつかむ。
こちらの左脚を腰の下に差し込んで
開脚の度合いをさらに高め、狂気の構図を鏡に映す。
「みてごらん。自分のひどい格好。でも、すてきだよ。」
「何?この格好。すけべだわ。すけべだわ。うわあ。」
そうささやいた後、フェラチオを再開しようとしたが
押し寄せるバイブの快感になかなか思うようにはいかない様子だ。
それでもなお、激しくかきまわす手は緩めないから凄い。
身体をずらして、バイブをいれたままで犬の形を取らせる。
「メス犬の形になったよ。アヌスがよく見える。
おまんこ、いっぱい呑み込んでるよ。」
「いや。そんなこと言っちゃ。」
と、拒否する言葉がかえって興奮を増すようで
バイブレーターをかき回す手の動きが大きく激しくなる。
このままではひとりで勝手にイッてしまいそうなので
バイブレーターを奪いこちらのペースで再開する。
今までクリトリスに振動を与えていたバイブレーターの小さな熊を
くるりとまわして、アヌスにあてがうとコントローラーを最強にセットした。
そして、前後に動かすとじゅわじゅわと愛液がほとばしり出て
太ももからたらたらと垂れ流れ出す。
「すごい。すごい。すごーい。おまんこがいい。お尻がいいーー。」
そして、がくりと突っ伏して強烈なアクメに達してしまった。
それでもなお、おまんこはバイブレーターを
奥に奥にひきずりこもうと、ヒクヒク痙攣をくりかえしている。
それが証拠に、手を離してもクネクネと動くバイブレーターが
深くささったままなのだ。
しばらくその形のままだったが、再び感じ始めたらしく
腰を振りながら再びメス犬の形を取りだすと
「ねえ、なめっこしよう。」と言い始めた。
バイブレーターを呑み込んだままお互いをむさぼろうと言うのだ。
上向きになったこちらの顔をまたいでおまんこを曝す。
そして、自分はこちらのペニスを呑み込む。
ひっきりなしに、身体を硬直させ、
「うわ。」とか「ああ。」とか言うのは
バイブレーターの波が押し寄せるからなのだろう。
男の目の前にバイブを呑み込んだぐしょぐしょのおまんこがある。
女の目の前にはぬらぬらと光る佇立したペニスがある。
バイブのモーターの通奏低音。
おまんこを吸うレシタテーボ。
ペニスをしゃぶるアリア。
時々聞こえてくるバロックジャズに混じる獣の交合のコンチェルト。
男の「うわああ。出る。」と
女の「おまんこ、イくう。」
が同時に放たれて楽章は突然の終わりを迎える。
どくどくと口の中に注ぎ込まれた精液がごくりと飲み込まれ、
少しが唇の端から尾を引いて垂れる。
たらたらと口の中にそそぎこまれた愛液がごくりと飲み込まれ
残りをべろりとなめられる。
ぐしょ濡れになった双方の口を激しく吸いあい
愛液と精液のミックスをしゃぶりあい、
その姿を鏡に映してのぞき込みあいながら
お互いなお次の行為に思いをはせていた。
(続く)
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