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- 我ハ墓守也。
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白対黄
2017年09月10日 09:27
米国と北の戦争の可能性がリアルに論じられている。これをどう捉えるべきかは皆様悩んでおられると思うが、これを白対黄という構図で捉えると現実を見誤る、と感じる。
我が国が日露戦争を戦った当時にはその必然性があった。欧米列強が明らかに有色人種を搾取していたし、我が国が立ち上がりその構図を一変させたのは歴史的偉業であったことは誰が見ても明らか (これは白人も分かっているが認めたくないだけ)。
ならば、北がアジア人の国であるから米国は躊躇わず戦争するか?
わしの考えでは北がアジア人の国であることは関係ない。脅威であるから戦争という手段を使ってでも排除する、という理論やろう。
何故かというとこれは第二次世界大戦後の流れを見ていてそれが分かるから。戦後すぐには米国は我が世の春を謳歌していた。戦争で国土が被害を受けなかった唯一のスーパーパワーとして世界の工場となり、また世界唯一の核兵器保有国として誰にも文句を言わせない権勢があったのは皆様ご承知の通り。
しかし、そうした奢りが慢心につながり、経済では日本に追いつかれやがて国内の混乱を収拾した中共が成長してソ連/ロシアに代わるライバルとしてその前に立ち塞がるに至った。
白人はそうした歴史を認識しているし、彼らが有色人種を蔑視する傾向は以前より遥かに低くなっていると感じるから。
つまり、白人が白人であるという理由だけで有色人種に対して優越感を持つ時代は既に終わった、とわしは感じている。
もっとも、自分と異質なもの、理解できないものに対して人間が警戒心を抱き、距離を置こうとするのは本能なのでそれは認識しておかねばならない。今の米国人にとり北のすべてが異質なものに見えるのは当然で、その国が米本土を攻撃できる核兵器を所有することを否定する為の戦争なら米国民は躊躇せずに賛成する筈。
(恐ろしいのはそのために韓国人、日本人がどれだけ犠牲になろうとも彼らは恐らく気にしない、という点)
しかし、その理由は北が有色人種の国であるから、ということではない、というのがわしの意見。これが例え、欧州の一部にある白人国家であったとしても彼らは同じ結論に至ると思う、という話です。
では、これから何が起こるのか?
https://www.theguardian.com/world/2017/sep/09/trump-urge-un-north-korea-naval-blockade-oil-embargo
を読むと、トランプは週明けに北の海上封鎖と石油の禁輸を求める、という方針であることが分かる。
これは北には死活問題なので当然、猛烈に反発するやろう。中共とロシアがどう出るか。
さて、来週も騒がしい日が続きそうや…
皆様、ええ日曜日を。
このウラログへのコメント
問題は、ロシアですね。
どうなることやら、、、
> ☆mina☆さん
そう、ロシアと中共の出方が問題。どうなるかね…
ロシアも中国も石油は止めないでしょうね。
お互いの縄張り争い的な問題から。
アメリカというか、トランプは日本や韓国がどうなってもアメリカさえ燃えなければと思ってるでしょうね。
ロシアと中国はニヤニヤしながら見てんのかな。
> ☆あねもね☆さん
それは正しい見方。しかし量を加減することで北をコントロールしようとするやろうね。中露の縄張り争いというのは正にその通り。双方とも北に存続してもらうのが国益やから。
> ☆あねもね☆さん
トランプ大統領は韓国、日本の被害は最小にしたいと思うよ。米国第一なのは勿論やけどね。今となっては宥和的な解決では米国有権者は納得しない。問題はタイミングのみやね…
> masagoさん
いや、ニヤニヤしてる余裕はないと思うよ。如何にして自国に有利な形で事態を治めようかを必死に考えてる筈。
ニヤニヤしてるやつがいるとすれば電話頭やろう。本来であれば誰にも
> masagoさん
相手にされない乞食国家なのに、今や米国と対峙する話題を独占する国。生き残りを図りながらも得意満面やと思うよ。
> なうなうさん
米国が白人の国ではないという見方はどこから?
割合としては非白人が増えつつあるけど、最新の2010年のセンサスでも72%が白人を自称してる。
今後もヒスパニック、アジア人の
> なうなうさん
比率は増え続けると思うけど、過半数が白人であることは恐らく変わらない。
ただ、SFに関しては貴女の観察はかなり正確。白人48%に対してアジア人33%、黒人6%とのこと。流石やね
> *ぴのこ*さん
駄文を読んでくださり有り難うございます。ほんまは色恋を扱った駄文を書きたいのですが題材がなく、周辺が風雲急を告げるという雰囲気なのでこうしたテーマでばかりログを書いてしまう始末。
> *ぴのこ*さん
平和が尊いのは当たり前。しかし平和平和と念仏を唱えるだけでは平和は逃げて行くばかりという現実に多くの同胞が気づいてくれればそれだけで平和は近くなる筈。もどかしい毎日です。
> *ぴのこ*さん
こちらこそよろしくお願い致します。
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