対岸の童貞さん

初めての時は、何よりも緊張で固まっていました。
そのくせ本能のなせる業なのか、おちんちんはしっかりと勃起していて、いろいろな意味でガチガチでございました。

いやー、その時のお相手さんには苦労をかけたことでしょう。
力任せにおっぱいを揉む。
入れる場所がわからない。
すぐに出てしまう。…それは今も変わりませんが。
何のいいところもなし。

古本などの市場では未使用に近いほど値崩れがしませんが、我々は物ではないのでその定義を当てはめるのは無理があります。
テクニックも心遣いも経験を重ねて磨かれるものだと思うのですよ。ないのであれば、これから培っていくだけの話。
童貞だと思ってたのに何で違うのよ！と言われても困ります。というか僕じゃなくて童貞(っぽい奴)がいいだけかよ！？と悲しくなります。
童貞処女としたいと条件を付けるのは、所有欲を満たしたいだけでしょう。
なんて偉そうですが、以前は僕も処女であるに越したことはないと思っていましたね。
でもそれは他の男と比べられたくないという、自分のプライドを守る為の願望でした。
やはり、いいところなし。

今後、もし童貞さんと致すことがありましたら。
様々な葛藤に覆われていると思いますので、ココロの皮もアソコの皮も優しく剥いてあげて欲しいと存じます。