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12th Shin Yokohama Part 17 愛液と唾液が

2017年06月04日 17:16

12th  Shin Yokohama   Part 17  愛液と唾液が

愛液唾液が交じり合うような
口唇性交が延々と続いた。

時々、視線を流して自らの痴態を確認しては
その後、決まって
波にさらわれるように高みに達する。
膣口の両側はプクッとふくらみ、
まさに性に狂う人妻のそれだが
薄いヘアとその奥の桃色は
意外とくすんでいなかった。
そこから、透明の愛液が、こんこんと湧き出てくる。
かすかに
本当にかすかにメス臭いそれを舐めあげると
それがまた喜悦を呼んで
腰を浮かし突き出すようにする。
そして、その姿を鏡で見ては
その行為にまた欲情する…
性に狂うだけの無限に続きそうな輪廻
「わたし、やらしい。やらしいよおお。」
「見てるのね。こんなとこ。」
「いやああ。もっと濡れちゃうのよおお。」
自らが淫乱であることを少しのためらいもなく認め
何人もの男の前で
濡れたパンティをずらし
股ぐらを曝してきた熟れた女ならではの
よがりようだった。
舌の動き方が微妙に変わる。
口を離してまるで大型犬が甘えるかのように
陰茎の裏側に唾液をべろりと塗りつける。
次にはぱくりとくわえ込み
舌先を先端にあてて左右に速く動かす。
歯を軽く立てながら
佇立の根元を吸い込むようにする。

年下も年上も等しく欲望の対象にして
濃度の濃い、あるいは薄い精液
さんざん吸いとってきた舌技はさすがだった。
だが、ここで果てるわけには行かない。
だから、こらえる代わりに責めに回る。
大きく開脚させると
腰の下に差し込んだ両腕に力を込めて
尻を持ち上げるようにする。
性器がさらに大きく口をあける形になる。
「ほら、見てごらん。鏡。」
「なに、これ。なに、これ。」
その姿態の曲線はとてつもなく卑猥
いささかの腕の疲れを補って余りある
その形のままで今度はこちらの舌がうねる。
激しく左右に動かす。
べろりとアヌスのあたりから舐め上げる。
上唇と下唇に沿うような動きで舌を回転させる。
舌をすぼめて尖らせ
可能な限り奥に差し込む。
すぼめた形をとったまま時々アヌスを突く。
性器の周りにべっとりと浮かんだ愛液
ぺろぺろと吸い取る。
そのまま鼻を突っ込んで激しく吸う。
ワギナに噛み付き
ふくれあがったクリトリスを軽くかむ。
「やだ。やだ。そのお口いけない。」
「あなたのお口エロいよお。」
「どすけべええ。もっと。もっとおお。」
「うわっ。うわっ。」

このクンニリングスが続くうちに
言葉が意味をなさなくなり
ヒクッ、ヒクッとしゃくりあげるようになり
それが嗚咽に変わる。
「い。い。いっ。」
愛液がごぼりと
こちらの口に流れ込むと同時に
腰が突き上げられ
左右に狂ったようにゆすられた後
硬直して動かなくなる。
もはや、フェラチオを続行することはあたわず
そのまま自らが濡らしたシーツのうえに
どっと腰を落とす。
素晴らしいイキ方だった。
とびきり淫らな女ならではのイキ方だった。
ペニスを呑み込んでもいないのに
あまりに見事なイキっぷりに
由香と女の行為の目撃
すっかり失った自信がやや戻ってくる。

戻ってきた自信と同期するかのように
飛んでいた人妻の目に光が戻ってくる。
「すごかったよお。口だけなのに。最高。」
「今月、何回イッた?」
「ばか!なにいってんのよ。」
「この前の男に比べてどう?」
更なる自信のためだけの愚問。
「全然比較にならない。」
甘えるためだけにつく嘘。
「こんなに感じたの大学生二人とお外でして以来。」
「外で3Pしたの。」
「雑木林の中で。なぜかそんなことになっちゃった。」
「感じた?」
「そんなことしてる自分に感じて、イッちゃった。」
「でもヘタだった。二人とも。」
「何度もしたんでしょ?」
「それがね、二人ともすぐ終わり。だから、眼の前で…」
オナニーしたんだ。」
「立ったままで。それが感じた。で、二人ともまた責めてきた。」
「けど?」
「さめちゃって、おしまい。」
卑猥な打ち明け話しを聞きながら
体を入れ替えると
今度は白く滑らかな脚を両手で押し広げ
正常位で静かに硬く突き出しペニス
ずぶりと差し込んだ。

だが、挿入はしてもまだ射精する気はない。
女性器の中をゆっくりとかきまわしながら
淫猥な会話を楽しもうと思ったからだ。
この人妻に思いっきり謳わせながら
じっくりと登りつめていきたくなったからだった。
「うわあ。入ってきた。う。」
突き上げようとするのを抑えながら
「静かに。ゆっくり。」
というと、性交の数を誇る人妻だけに
その意味をすぐ理解する。

深く沈みこんだペニスが、
びしょりと生ぬるい液体に包み込まれてゆく。

(続く)

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