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石川地震

2007年03月25日 21:13

ニュース参照)

能登震度6強女性1人死亡、170人重軽傷−余震に注意呼び掛け・気象庁
 25日午前9時42分ごろ、能登半島を中心に強い地震があり、石川県輪島七尾両市と穴水町震度6強の揺れを記録した。県警などによると、輪島市鳳至町の宮腰喜代美さん(52)が自宅で石灯籠(どうろう)の下敷きになって死亡したほか、ブロック塀が倒れるなどして石川県内で12人が重傷、142人が軽傷を負い、富山新潟両県でも計16人が重軽傷を負った。また石川県では住宅39棟が全壊、63棟が半壊した。
 気象庁によると、震源地は輪島市の南西約30キロの能登半島沖で、震源の深さは約11キロ、地震の規模(マグニチュード)は6・9と推定される。このほか震度6弱が同県志賀町中能登町能登町で、珠洲市では震度5強が観測された。
 同庁は一時、能登加賀地方の沿岸に津波注意報を発令。午前11時13分、同県珠洲市などで高さ20センチの津波を観測した。
 石川県内では、公民館などに計1320人が避難。谷本正憲県知事防衛省自衛隊災害派遣要請した。政府は官邸対策室を設置し、調査団を現地に派遣。気象庁も職員を派遣し、被害状況などの調査に当たる。警察庁災害警備本部を設置した。
 輪島市では同日午後6時11分に震度5弱の余震があったほか、同6時半までに震度4を2回、震度3を13回観測。同庁は、今後1週間ほどの間に最大で震度5~6程度の余震が起きる可能性があるとして注意を呼び掛けた。また、地盤が緩み土砂災害の可能性が高まっているとして、石川県の大雨警報・注意報の雨量基準を、暫定的に従来の約5割に引き下げた

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