- 名前
- くろ助
- 性別
- ♀
- 年齢
- 36歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- アピールと言うか、女の子と恋してます。だからあまり面白くないかもですが、あまり表で書...
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くろ助と気になるあの人の話。⑥
2016年09月25日 23:35
久しぶりの※です!
ただ相手は木村さんなのでヌルイです。
過激なものはないので、あまり期待はしないでください(笑)
________________
船を模したそこ(特定されそう)に車を止めて階段をのぼっていく。
(……くろ助なにしてんだろ…)
部屋に入るまでに後悔は捨て去ろうと決めつつ頭の中ではやはりなぜあの時頷いたんだろうとグルグル色んな言葉が飛んでくる。
木村「くろ助さん?やっぱり止めますか?」
くろ助「いや、いい。平気…大丈夫」
覚悟、決めた。よし。
部屋に入ると…まあ、大きいベッドとかソファ、テレビがあって、普通のラブホ。
(…や…やばい…緊張する…)
今更ながら、木村さんは同じ職場の人だ…なんか変に緊張が走る。
ソファに二人で座って気持ちを落ち着かせようとするけど無言の空気が更に緊張の糸を張る。テレビをつけてAVを流し始めた木村さん……余計に気まずいから。
(…な、何か喋って気を紛らそう…!)
木村さんへ声を掛けようと顔を上げて目を向ければ突然腰を掴まれ引き寄せられる。
くろ助「……?!」
そのまま重なる唇の感触に体がぞわりと粟立つ。やぎさんとは違う薄い唇から受ける拙い口付けは堪能することなく離れた。
木村「……いや、ですか?」
切なげに寄せられた眉と向ける眼差しに胸の辺りがグッと締め付けられる。
(……木村さんって、犬っぽいんだよね…)
頭をぽんぽんと撫でて「別に嫌じゃないよ」と返すとホッと息を吐いては抱きしめてきた。
木村「…ベッドの方行きませんか?ここだと狭いです」
くろ助「ん、わかった」
短く返事をしては緩く繋がれた手を外してベッドの端に座り手招きをすれば木村さんはやはり犬のように表情を明るくさせて飛び付いてきた。
くろ助「わっ…ちょ、木村さん…?」
木村「…ん、我慢できない」
再度口付けられてはそのままベッドに倒される。
一度受け入れると行為は容易いもので手のひらがくろ助の服の隙間へと滑る。
くろ助「…っ…ン」
木村「すべすべで気持ちいい」
くろ助「あは、そりゃ毎日ケアしてますからね」
身体を這う手のくすぐったさに堪えながらも答える。正直木村さんの肌も綺麗で触り心地良いんだけどな…。
くろ助の中で木村さんとのこの行為はまるで初めて身体を重ねる様な緊張感の他に違う感覚があり、どこか、幼い子にいけないことをさせてる様な…卑しい感じ。
くろ助は自分から服を脱いで木村さんが触りやすいようにする。胸に差し掛かり先端を弄られて漏れそうになる声を押さえていると思いっきり歯を立てられた。
くろ助「ひ、あッ?!」
木村「あ、すみません。痛かった?」
それでもやめない木村さんに翻弄されながらシーツを掴んでは堪える。
くろ助「…ぅ…ふ、ねぇ…胸弄りすぎ」
木村「こっちの胸が好きで」
どうやら右の胸が気に入ったようで(この人も大概純粋で変態だと思う)しつこく舐めたり噛んだりしてくる…胸ばっかり弄られて下の方が疼いた。
(…どこまで…するんだろ…)
こんな風に弄られたら下も欲しくなるのが本能だと思う。でもこの人にそんなとこまで求めて良いのか…。自分から言葉で求めるのを戸惑っているとズボン越しに指で触れられた。
くろ助「…?!」
木村「こっちも、いい?」
無言のまま腰を浮かせれば留め具を外して下ろされる。パンツの端を持ってずらされれば視界に糸を引いてたそれがうつった。
(…うわ…恥ずかしい…くろ助どんだけ濡らしてんの…)
それなりに優位な立ち位置にいると思っていたのに、身体は与えられた刺激に正直で。でもこの空気に飲まれたら、立ち位置が逆転する。
くろ助「…木村さん…パンツ広げて干しといて」
木村「ムードの欠片もないですね」
くろ助「くろ助にそんなのあると思うの?それよりさ、脱がせたんだから触ってよ。くろ助としたかったんでしょ?」
あくまで、強気な態度をとる。
そうしないと何かが崩れそうで虚勢を張るしかなかった。
木村「……」
くろ助「あっ…やぁ…!!」
木村さんの指先がクリトリスに触れる。身体が跳ねて声が上がった。やっぱりここはくろ助にとって刺激が強すぎるから……好きじゃない。
くろ助「ひぅ…それ…好き、じゃなぃ…」
木村「そうなんですか?」
普通、女性が嫌とか言ったところは案外その人が感じる場所なわけで(くろ助の偏見かもしれない)普通、相手側はそれを悟ってそこをしつこく攻めるものだと思ってた(これもくろ助の偏見)。
ぴたりと、手を止めた木村さん。
(……うそ…)
木村さんは相手が嫌がることを本当にしない人だった。
指はクリトリスを離れ縁や入り口をなぞってる。
(…ま…待って…ちが、なんで、この人バカなの…)
焦れったさに身体を捩る。
もう優位とかそんなの考えられない。
くろ助「ね、なんでそこで止めるわけ?普通声上がって身体反応してたらやるでしょ」
木村「いや、だって好きじゃないって」
真面目か!!
くろ助は怒鳴りそうになるのをなんとか抑える。
くろ助「…っ…きもちいから…触って?」
屈辱的。
別にプライドが高いわけでもないけどあの木村さんに頼むのが本当に癪にさわった。
くろ助「ふ、ぁ、もう…中ちょうだい?」
散々弄られて、喘いで息が上がる。シーツが冷たいから沢山汗かいたななんて他人事の様に思いながら入り口を指先が拓いていく。
木村さんの指は細くて長くて丁度気持ちいい所に指の腹が当たった。
くろ助「っ…あ、そこ…!」
やだと言いそうになった口を押さえて促すように腰を揺らした。
(気持ちいい…)
ぞわぞわする感覚が好き。
イきそうで、イかない焦れったい感覚を堪える。
元々くろ助はあまりイくのが好きじゃない。身体の熱がどこかに流れ落ちてしまうそんな感覚が、そこから這い上がる様な突き刺さる快感が堪えれない。
(木村さんのえっちは優しい)
相手の体調を気遣いながら身を寄せる様な行為は拙さからくるのか分からないけれど。
ぐちゃぐちゃに濡れたそこを弄られて頭がくらくらする。
(…あ、ヤバイ……)
イきそうになって身体を丸める。
くろ助「あっ、ぅ…きゅうけい、して?」
木村「あ、はい」
聞き分けが良くて助かる。
木村さんはひっつくのが好きで休憩する度に身体を寄せてくる。
(…可愛いな…やっぱり犬かも、うん。木村さんは犬だ)
頭を撫でると嬉しそうに笑う顔は幼くて、やっぱり年上と思えなくて。
木村「……なんか、年上と思ってないですね」
くろ助「うん。犬か弟って感じ」
だらだらと実のない話をしてたらお互いえっちなんてどうでも良くなって、退室30分前にくろ助はシャワーを浴びに離れた。
くろ助「…うぁぁ…後悔しかない…」
シャワーの音でこの声は消されていると思うから思わず吐き出した。
同じフロアにいる人とした。
毎日顔を合わせて、声を掛け合う人と。
(…これ職場で思い出したら最悪…)
熱くなる頬に水温を下げてかける。
後悔先に立たずって本当だよね、ってつくづく思った。
服を着替えて部屋に戻ると着替え終わった木村さんがいた。
(…FTMの人って身体を見られるの好きじゃないんだよね)
くろ助は相手の裸を見ることや触れることが出来ないから都合が良い。
支払いを済ませ(木村さんが払ってくれた)車に乗り込むとどこか申し訳なさそうに言葉を紡ぐ。
木村「なんか、イかせれなくてすみません」
くろ助「……へ?」
そんなことを気にしていたのか。寧ろイきそうな時に行為を中断させているのだからくろ助がイくことはないのに何故か自分が下手くそだからとかマイナス思考な発言をしている。
くろ助「あー…えっと、くろ助べつにイかなくていいから。苦しくなるし」
木村「そうなんですか?なんかやる側ってイかせないとってプレッシャーがあって…でも出来るように勉強してきます!」
意気込む木村さんを横目に次があると思ってるのかくそ可愛いなコイツと頭の中でツッコミをした。
つづく。
おまけはくろ助のラブホの誘いかた。
くろ助「木村さんや、ネタがない」
木村「は?あぁ、くろ助さんがやってる出会い系の日記ですか?なんか俺ネタにしてるらしいですね」←木村さんの一人称は自分だったり俺(なんかこの言い方凄くドキドキする)です。
くろ助「だって木村さんに言葉攻め覚えてこいって言ったのにやる時無言じゃん!なんかもっとこう、エロいこと言ってよ」
木村「うわ、でた。変態」
くろ助「くろ助の身体を舐め回す木村さんも大概変態だと思うけどね」
木村「なんか舐めたくなるんです!というかくろ助さんいつも冷静すぎなんですよ!AVも女優の喘ぎがクソだなとか口が汚いし、本当に猫かぶりですよね!あーもう出会った最初の頃とは大違いです」
くろ助「AVはね!興奮材料なの!だから吟味して観たいのにアングルとか女優の表情とか…(語りだしたらきりがない)」←AVの映像を評論するのが好きなくろ助。
木村「はいはい、AV愛は分かりました。んで、ネタが無いんでしたっけ?ラブホでも行きたいんですか?」
くろ助「?!ち、ちが…そういう意味じゃ…!!」
木村「もっと普通に誘えばいいのに…」
くろ助「だから!!違うんだって!!ばか、ちょ…そっちいつものラブホの方面じゃん!!」
えんど。
次回はちょいシリアス。
このウラログへのコメント
取り敢えず試食されたと“〆(^∇゜*)♪メモメモ
それにしても片乳がずいぶんお気に入りなんだね
舐め心地が良いのかな(≧∇≦)
おはよ。
くろ助ちゃん、AV評論家だったんだね。^^
で、木村さんもこのコメ読んでるの?
とうとう一線を越えちゃったというか、
次回も楽しみにしてるね。
なんか二人のそれってエロさよりほのぼのするのは何故?w
優しくて可愛らしい空気感やね。当人にとってはわからんけど…。
次、シリアスなんやね。
くろには、もっと笑顔でいられる感じでいてほしいけどなぁ。
> 反省親父さん
こんにちは。
丁度よい大きさらしいですよ!
なんかよく分からないけど拘りがあるそうです(笑)
> けい☆さん
けいさん、こんにちは!!
AVを女性の目線で冷静に評価します(笑)
日記は見せてないですが、書いてることは伝えてあります!
> けんさん
くろ助もエロさは微塵も感じません。
そんなえっちもあるんだなぁと思いました(笑)
> pekopokoさん
くろ助はそんな感じだけど木村さんにとってはどうなんでしょうね。
あ、ちょっとだけなんで安心してください!
へへへやっちゃいましたね(σ≧▽≦)σ
でも…
ちょっと軽めで残念です( ´_ゝ`)
次回を楽しみにしてます(^-^ゞ
> コヴナントさん
はげしめが好きなのですね(笑)
またネタを引っ張り出してきます。
> ヨゴロウザさん
あ、お久しぶりですね!
嫉妬しちゃ嫌ですよー。
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