- 名前
- くろ助
- 性別
- ♀
- 年齢
- 36歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- アピールと言うか、女の子と恋してます。だからあまり面白くないかもですが、あまり表で書...
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くろ助と気になるあの人の話。④
2016年09月22日 10:21
ちょっと③は慌てて何も変化がなくすみません。
④はがっつり書くのでそのまま見てってください。
くろ助: 人の話を聞くのは好き。自分の話をするのは実は苦手。ファミレスではよくグラタンかドリア食べてる。
木村さん:普段はあまりお喋りじゃないけどくろ助があまり喋らない(木村さん曰くくろ助はお喋りらしいけど信じない)からよくお喋りしてくれる。ファミレスでは水の入ったグラスを率先して持ってきてくれる。しかも自分用は2つ。
_________________
くろ助「………砂山???」
砂山って、あの公園とかにある砂場で作るやつだよね…。
木村「今年のやりたいことの1つなんで良かったら今やりたいなって…ダメですか?」
木村さんは不安げに眉を寄せては見てくる。
くろ助「……別にダメじゃないけど…でもくろ助サンダルだよ?」
木村「大丈夫です、車にクロックス入ってるんで使ってください。じゃあ行きましょう!」
早速会計を済ませて木村さんの車に乗って某砂丘に向かった。
ついでに、木村さんは方向音痴なのでよく道を間違えるので楽しく遠回りしました(笑)
くろ助は砂丘に来るのが初めててちょっとそわそわ。
しかも、クロックスは普段はかないので歩きにくくて時々木村さんの服を掴んでは助けてもらった。
砂丘は夜中とあって辺りは真っ暗で。
月が淡く光って星が微かに見える。
地元の浜よりも広くて海までが遠くて雑談をしながら海へと歩を進めていった。
くろ助「大分目が慣れてきたかも…。砂丘ってこんな広いんだね」
時々人が歩いてるけど静かで、海に近付くにつれ波の音が耳に届く。
木村「この時間だと人が少ないんで大の大人が砂山作っても怪しまれないですよ」
くろ助「あ、そうですね。そんな31歳いないと思いますよ」
視界に白い波をたてて揺れる海が見えた。
台風が近いせいか荒れていて近寄るのは少し怖いため、そこから少し離れたところでしゃがみ砂をいじり始める二人。
正直砂山の作り方を知らない。
(砂盛るだけで山になるのかな…)
せっせと砂を山状に盛っていくけど雪崩れてしまう。何故だろうと首をかしげる所で木村さんが声をあげた。
木村「あ、なんか昔バケツ使って水で固めてった記憶があります」
くろ助「はぁ?先に言ってよ。もー山にならないし。木村さん海の水持ってきて」
木村「え、無理です。流されちゃいます。くろ助さん帰れなくなりますよ?」
くろ助「あちゃーそれはダメだ」
結局波打ち際の濡れた砂を木村さんが何往復もしてそれで固めていくという案で砂山を作った。
くろ助「こんなもん?」
木村「はい、満足です。記念に撮ってください」
くろ助「くろ助夜景モードとかよく分かんないんだけど……っと、フラッシュまぶしい。あー…こんなもん?とりあえず撮れたわ」
四苦八苦しながらも何とか砂山を撮って砂を払う。
木村「良い運動になりましたね!」
くろ助「そうだね。そろそろ帰りましょうか」
来た道を戻る。直線に歩いたし信号の光が目印だからきっと迷うことはない、はず。
木村「……そう言えば、LINEの覚えてますか?」
くろ助「ん?あぁ、何?好きな人のこと?覚えてるよー。木村さんの後輩でしょ?」
木村「やっ、後輩はちょっと横に置いてください」
くろ助「何よ。じゃあヒント……っても、くろ助木村さんの交遊関係知らないわ。どんな人?優しい?可愛い?年下?年上?」
木村さんがどこか言いにくそうにしている。くろ助もそんな言葉巧みな方じゃないからなんて聞けば良いのか分からない。
木村「なんかそういうのは答えを言うようなもんなので…」
くろ助「はぁ?言うの?言わないの?木村さんそういうところはっきりし「くろ助さんが好きなんです」オイコラ被せんな馬鹿!!」
折角の告白は美味しく喧嘩腰で頂きました。木村さんに真剣さとか似合わなくて(笑)
でも好意を向けられるのは嬉しいもので言葉がいつもより粗くて早くなっていく。
木村「……なんか、相手いるし伝えても仕方ないの知ってるけど…どうしても言いたくて」
くろ助「くろ助そんな好きになる要素あった?自分じゃこいつ好きにならねーなってタイプなんですけど」
木村「こうやって二人でいるのは少ないけど、仕事の時とか態度とか…勿論こうして二人でいる時だって、なんだかんだリードしてくれるし…」
ごにょごにょと言葉を濁す木村さん。
くろ助は正直そこまで人を引っ張るような人間ではない(寧ろ一匹狼タイプで他人とつるめないコミュ障)ので、何か勘違いされているような気分になる…。
木村「……迷惑になるの、知ってますから…だから返事は要りません。それでもたまにでいいんでこうして遊んでくれませんか?」
謙虚な問い掛けに心が揺れる。
木村さんに対してどんな気持ちを持っているかなど言葉に出来る筈もなくて。
くろ助「………分かった。返事はしない。でも気持ちは受け取ったよ、好きになってくれてありがとう」
こんなことしか言えないけど木村さんは嬉しそうに笑ってくれた。
つづく。
数日後のおまけ。
くろ助「やべ、ドタキャンされた」
木村「!!じゃあ某動物園にいかない?」
くろ助「動物園いいねぇ。童心にかえって楽しんどくわ。そう言えば敬語やめたの?可愛かったのに残念」
木村「う、だってくろ助さんのが年下だし、変かなぁって。プライベートだし…ダメですか?」
くろ助「(こいつクソかわいい)ダメじゃない。なんなら下の名前で呼んでよ」←にやにやしてる
木村「はっ?!ま、む…無理です!!」
くろ助「まだまだ修行が足りませんなぁ(笑)」
えんど。
このウラログへのコメント
面白く、なってきましたぁー!
次、早くっ!早く~ぅ!
あ、おひさしぶりです( ̄▽ ̄;)。
両方一緒じゃないとね。
続き早く読ませてね。
こんにちは♪
本当に砂山作ったんだ
子供っぽい♪
てか木村さんってパシり体質?(・_・;?
> morioさん
お久しぶりです。
こんにちは!
見てくれてありがとうございます。次も早めに出来るよう頑張るので見てください。
> たいせいさん
んむ!!
続き頑張ります!!
> 反省親父さん
本当にね、作ったんですよ!
ちゃんと木村さん存在しますから(笑)
木村さんはくろ助にのみパシり気質らしいです。
このクロ木物語なんか読んでると笑顔になるな(^-^)
また時間ある時⑤よろしく~
> けんさん
いつも読んでくれてありがとうございます!
これは木村さんが可愛いからですね。本当に弟とか犬みたいな感じの奴なんです。
また、楽しみにしてて、下さい!!
ふーん、木村さんってどんな女性なんだろ。
今までくろ助さんって、上下関係は下が多かった気がするけどね。
なんか立場逆転って感じで、楽しんでるのかな。^^
本当に砂山作ったんだね
もっと何かが…Σ(゜Д゜)
期待したんですけど(σ≧▽≦)σ
続き期待してます(^3^)/
> けい☆さん
確かに今までは甘やかしてくれる人ばっかりでしたよ。
木村さんは…逆に母性本能くすぐる感じの人ですね。だからくろ助がわちゃわちゃ甘やかしてます。
> コヴナントさん
くろ助はやる時はやる人です!!
次回は※なのでご期待ください。
こんばんは(=゚ω゚)ノ
大人になっても青春はあるんだな~(俺にはないけど)って思わされました(._.)
あぁ、もう予想通りなのにメッチャ笑ったwwwwww次も楽しみにしてるよ( ´ ▽ ` )ノ
> ケンたんさん
ケンたんさん若いじゃないですか!!
いくつになっても青春はありますよ。
なんなら砂山でも作りにいきますか?!(笑)
> fluffypuffさん
もうすでに色んな方からこうなるんだろう発言があって……いや、ここに書く時点でそうなんだろうなって察して頂ければ嬉しいです。
ええ感じやけど、くろさんも大変やねw
> pekopokoさん
くろ助ってそんな良い奴じゃないんですけどね。まあ、それは追々深い話へとなるのでそこまでお付き合いして下さると有り難いです!
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