- 名前
- ベソ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- 我ハ墓守也。
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チキンカツ男
2016年07月17日 20:39
自慢じゃないがわしは鶏肉が大好きです。
魚も豚肉も牛肉も好きですが。
でもガキの頃に母親が食べさせてくれた料理で美味しかった記憶があるのは鶏肉の料理が多い。
やから、その意味では別格です。
そしてね。わしは鳥の唐揚げが大好きなんです。
子供が好きな料理ですが、唐揚げのほんまに美味いの、皆さん食べたことありますか？
それはそれは美味しいものです。
しかし外で食べる唐揚げは、一般にその店で一度試す以降、食べる気にならない残念な代物が多い。
概して揚がり過ぎ。熱が通り過ぎて鶏肉の旨味がすべて抜けている。ジューシーさゼロ、パサパサの食感。
そんなものが美味しい訳がない。
その点、まっとうな手法で丁寧に作られた唐揚げは素晴らしい。素材が良ければ尚良し。
下ごしらえだけでなく、美味しい唐揚げを作るには技術が要ります。表面はサクッと、中はジューシー。
これが言うは易く、為すが実に難しい。
そうしたハードルをすべてクリアし、食卓に供された唐揚げには後光が差して見えますな。
そして。
これはわしの偏見であることをお断りしておきますが、同じ鶏肉という素材を使った卑近な料理でも、これは、と思わせるものに出会った試しがないものがあります。
そう、チキンカツです。
素材の価格の安さからか、豚カツの代替として用いられたりしますが、これが不思議なほど、どれもこれもあかんのですわ。
学生時代から機会があれば色んな店、色んな形で試してみましたが、美味しい、と感じたことがありません。
唐揚げの鉄則、表面はサクッと、中はジューシー、という技術的には問題ない仕上がりでも美味しく思えなかった。
つまりは、鶏肉という素材は、フライという料理方には向いていないのではないか、というのがわしの感じるところです。
同じ価格帯の食べ物では、鯵フライならこれは、スーパーのお惣菜コーナーのものでもわしは大体、美味しくいただけます。
その差について考えてみました。
つまり、チキンカツは素材との相性を無視して、強引に実施する料理法と思われる、という点。
同じ素材を使ったとして、まっとうに作れば、唐揚げは芸術の域にまで美味しく仕上がる。
同じ価格帯の素材なら、鯵フライなら美味しく仕上げることは比較的、容易である。
これらを真とすると、何が分かるか？
多少強引やと自分でも思いますが、これは人材の配置についても同じことが言えるのやないか、と考える訳です。
唐揚げ用に配置して、適切な教育を施せば、きっと大成する。
同じポジションに配置するなら、別の人材ならば恐らく成功する。
しかし。
上司の見識が足りぬばかりに、フライ要員として配置はしたが、どう教育を施しても使える人材に育たない。
こんなケース、あるんやありませんか？
そんなどうでもええことを考えた、三連休の中日でした。
皆様、ええ連休の残りを。
このウラログへのコメント
大和肉
は美味い
美奈も唐揚げ大好きです。
チキンカツも美味しいですよね！
あんまり揚げ物は作らないけど。
揚げモンを人事配置・育成に例えるとは・・・・・
鰺もええけど、鰯が好きでね
今度は鰯料理で例えて欲しいわ
> 管理貞操帯さん
同感です。最近は産地を明示するようになり、食料品売り場で輸入物の多さにギョッとすることが多くなりましたが。
> ☆mina☆さん
揚げ物にはフライヤーが便利。でも家庭では油の管理が大変やし、外で食べるのがええかもね。
> 陰茎さん
わしも鰯、大好きです。青魚、美味しく栄養豊富で安い。最高ですわ
鰯は煮付けやらがええですね。或いはすり身にしてつみれ汁。最高ですわ～
鶏唐には片栗粉。
> masagoさん
そう、片栗粉！
あれが表面の重層構造を作る主役。そしてジューシーさを保つ機能を持つ。
ああ、美味しい唐揚げ食べたいわ～
人事に発展して、フライ要員になった、鳥君。そして鯵君。
美味しさという出世レース。
ちょっと笑ってしまいました。
ありがとう。
> ☆あねもね☆さん
強引な展開がアホさ丸出しやろ？
楽しんでもらえたなら何よりです。
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