- 名前
- ベソ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- 我ハ墓守也。
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餅は餅屋
2016年06月19日 16:36
皆様、ええ日曜の午後をお過ごしでしょうか?
神戸は朝から雨でしたが、今はちょっと止んでいます。
梅雨ですからね。仕方ありません。
さて。
最近の社会の大きな流れの一つの中に「民泊」があること、皆様異論はなきこととお察しします。
海外発のこの宿泊形式、我が国でも法が未整備な状態のままで動き出し、既に旅行業界を震撼させる存在感を発揮しています。代表格が米国発のAirbnbで、これと同じ業態で中国企業が大挙して参入している、と報じられていますな。
https://www.airbnb.fr/getaways/Tokyo?destination=Kyoto
これの並んでやはり海外発で大きな動きを感じさせるのが新形態の白タク「Uber」です。わしはAirbnbは未経験ですが、Uberは海外で利用しました。最初はタクシーと思い乗っていましたが、どうもそうではないと後で気が付き、Uberの存在を知らなかったわしは慌てました。
結果的に何事もなく終わったので良かったのですが、その時に感じた困惑と危機感は忘れられません。
さて、本論。
これらは何も、これまで法規制があり新規事業者の参入が難しかったが為に既得権益が存在し、結果として消費者の利益に反する実情が産まれていた、と言える業種です。
それは確かですが、しかし。考えてみてください。
特に、Uberの場合。
タクシーに乗るなら、我が国では運転手には2種免許所持が義務付けられていますからミニマムの安全性は担保されています。無論、その上にタクシー会社の運営状態やら労務管理やらの問題がある訳ですが運転手個人の資格に関してはクリアーで、疑問の余地はありません。
しかし。現在、海外で急激に提供数を伸ばしているUberの場合、これが存在しません。
使用する自動車に関しても、米国の場合は4ドアであること、保険に加入していること、都市により自動車の生産年度の制限があり(つまり古過ぎる車は不可)ますが、ドライバー本人に関しての条件はただ一つだけ。
満21歳以上であること。
わしね、これには非常な不安を覚えます。免許取り立てで車の操作に慣れていないガキでもこの年齢制限を満たしさえすればUberのドライバーとして営業活動が出来るのです。自分だけならまだええとしても、家族や大切な人を乗せるのは躊躇います。一見ならわしは絶対にやりません。地元の人の紹介で信用出来るドライバー、という情報があれば考えますが。
幸い、我が国では法規制がある為こうした営業は出来ず、Uberの現在の活動は既存タクシー会社の配車サービスに留まっているようです。
海外でUberが爆発的に支持を受けたのはスマホの普及に伴い、配車アプリを配信したという着想であり、その意味で既存タクシー業界は隙を突かれた格好になった、とわしは理解しています。
そして、民泊。こちらは既にホテル業界を慌てさせる規模と速度で事態は進行しています。
元々、我が国ではホテルは供給不足で、その上に最近の外国人訪問客の増加があり…という背景は間違いなくその理由の一つになっているでしょう。
わしはAirbnbや他の同種のサービスを利用したことはありません。その上での発言、とご理解ください。
役人の物言いのようで恐縮ですが、これは慎重に取り組まねばならないと感じます。既存のホテルより安いのは維持管理にコストがかかっていないのですから当然です。また旅館業としての認可を得ていないのですから監査を受けている訳ではなく、衛生度、安全性等につき何ら保証がない状態で宿泊することになります。
わしはこの点に非常に危険を感じます。
民家の一部屋に泊まりその家族と夕食…という泊り方ならその意味は分かります。短期のホームステイ的な利用なら教育的な効果が望めます。それは否定しません。
しかし。
今や我が国では中国資本が東京でビル一棟を丸ごと買い上げ中国資本のAirbnb的業態の宿泊用に改装、営業する、という事態が起こっています。
それを旅館業法上の認可を受けず、つまり政府の目が届かない状態でやっている訳です。
当然、近隣の苦情やらゴミ処理の問題やらが出ています。今のところはこうした大きなニュースにならない程度ですが、やがてこうした業態の宿泊施設で事故が起き、犠牲者が出た際にメディアが叩くのは政府でしょうか? 法の未整備を放置した国会でしょうか? わしはそんな危機を感じます。
だって、消防法、旅館業法、食品衛生法全てにつき何も検査がないんですよ? 増して経営者が中国企業ならどんな劣悪な物件でも平気で泊まらせようとするでしょう。わしは利用しません。
と、そんなことを感じます。
今のところ、わしは餅は餅屋、という考えです。
しかし、こうした流れは既得権益を破壊し、消費者の利益を追求する、という資本主義本来の行動原理に適っている、とは思います。
既存業界側が規制強化を要求する以外の対策を打ち、顧客の支持を得ることを願うばかりです。
では皆様、ええ日曜の午後を。
このウラログへのコメント
先ずシナ人の、不動産取得を禁止する法案を整備すべきです。
シナ人が無許可で民泊をし、犯罪の温床になる
たんにが足りないから、民泊をするなんて脳足りん
安かろう悪かろう。
消費者が見る目を持たねばならぬ時代に成った。
適正価格があってこその資本主義。
何か不備があると国や自治体を批難・責任を問う。
日本人特有の責任転嫁が巨悪の根源。
masagoの助手席空けときます。
ジェットコースター体験をぜひ
> 管理貞操帯さん
外国資本の不動産取得を制限するのは主権国家として当然のことですが、何故か議論されない。
この現状を打破したいですね。
> イ・ボミさん
責任転嫁を始めとする武士道の対極を成す思考は戦後の日教組教育の成果です。
共産主義が我が国を中から蝕んでいます
何かいい手がないものか、わしはいつも考えていますが、中々ない…
> masagoさん
せめて後席に
シナは全て国有地はだから、大使館用地すら取得が出来ない
ロシアは、いつ没収するか分からない。
つまり対抗措置を取れる様にしないとダメ
シナ人がマンションを漁っているが、全て没収しよう。
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