不思議なこと

私の愛車は、思い出の愛車

どんな辛いことがあっても、車のシートに身体を預けるだけで
不安も悲しみも飛んで行ってしまうほど、大きな存在


娘にとっては、亡き父親の形見

シートの香りも、ドアのノブすらも

娘にとっては、一度も会ったことがない父親との唯一のつながり


ただ、子ども特有の「不思議な何か」なのでしょうか

一人でいるときに、会話をしていることが多々あります



寝る前のお布団で、誰もいない部屋の一角に向かって

「Daddy, I'llsleep soon」（お父さん、私はそろそろ寝るね）
「Daddy, I got socksyesterday,and choicefrom mom.Verycute one」
（お父さん、昨日靴下を買ったの。ママが選んだの。可愛いでしょ）

など、そこにまるで父親がいるかのように会話します。


そして、自分が何かを話したあとに答えが返ってきているような間が、ちゃんとあります。


もしかしたら、私には見えないだけで

娘は父親と会話をしているのかもしれません。


本来は心配して、病院に連れていったりしなければいけないのかもしれませんが

私は娘のありのままを、受け入れようと決めています。



だから、私に見えないだけで
そこには父親がいるのだろうと、私も本気で思っています。


オカルト話かよ、と言われればそれまでですが
娘にはきっと、たしかにそこに存在しているのでしょう。


だから、私も話に参加したりします。

そして、その時に出てくる会話には

決して娘が知りえない内容が出てきたりもします。



だから、信じようと決めたのです。


科学的じゃないと思う方にはごめんなさいですが

娘の生みの親からも、似たお話は何度も聞いています。

だから、信じたいのです。


愛車に乗ったときの娘は、いつも嬉しそうな顔をしています。

私がお仕事に自転車で行っているときは

自宅の駐車場に止まった愛車に話しかけ、鍵を開けてシートに座り

一人で嬉しそうに何かを話していると、母から聞かされました。


きっと娘は、父親と何気ない幸せな時間を過ごしているのかもしれません。


そんな娘ですが、私も新人ママとして

精一杯これからも頑張っていきたいです。




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