- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
15th Route 246 Part 16
2015年10月26日 20:08
こちらが促すままに
どんどん展開していった人妻の告白。
確かにこのエロ話を聞いてみると
言い訳半分、
歓び半分で
首都高の路側帯で
放尿してしまったのにも
ラブホテルの玄関でなぜか突然乱れたのにも
なまなましい理由があったのだ。
話し方が切迫していたためか
それとも告白しながら
くねくね
にゅるにゅると
時々唾液をたらしてまぶしては
こちらのペニスを
撫で回す手つきが妖しかったからか
イメージは大いに膨らみ
その分ペニスも硬く膨らんだ。
もちろん、こちらも
指をワギナに入れ
クリトリスをつまみ上げ
突然唇を奪い
太ももの奥に唾液を注ぎ込んだりした。
だから、安物のソファの
M字型に開脚した根元の座面は
時に噴出させた愛液が
すでにだぶだぶと
たまりをつくっていた。
ようやく
ようやく
ベッドにたどりつく。
「健全な」性交が始まる。
互いのカラダを交差させて舐めあう。
時に女が上。
時に男が上。
ごろり、ごろりと体を入れ換えるが
互いの性器をしゃぶることはやめない。
やがて波状の快感がおしよせてきて、
人妻の贖罪のわめきがまた始まりそうになる。
こちらの佇立も、ぬるぬるとした温水に包まれ、
時に
ややざらついた舌の感触が鋭い刺激になる。
女の目の前
口の中にはてらてらと光る肉棒が
男の目の前
口の中には食虫植物のような性器が
それぞれの快楽の頂点に向かって
脈打ち
ひくつき
挿入と結合を求めまくっていた。
「いや。いや。こんなのいや。」
「こんなスケベなこといやなのよお。」
例によって「いや」が始まるが
やがて
「いいの。いいのよおお。」
「もっと。もっと舐めて。しゃぶってええ。」
「いけない。いけない。こんなことしちゃ。」
こちらの顔にぴゅぴゅっと愛液がかけられる。
「うわああ。ごめんなさい。あなたあああ。」
そう叫びさらに吹いて
顔中をびしょびしょにする。
なのに…
何かが物足りなかった。
あんな告白を聞いたためだろうか、
性器をなめあったり
つないだり
アヌスに刺激を与えあったり
乳房をわしづかみにしたり
首筋を噛んだり
などのまともな性交では
なぜか満たされきれなかった。
レズの鑑賞地獄から逃げ出して
その復讐のように
「まとも」な男女のつながりを
求めた相手の人妻だったのに
いまや、その人妻が
妖しく美しい淫獣に変貌してしまっている。
あれだけの濃い話を
戯れあいながら聞かされたら
普通の性愛で物足りないのは
無理もなかった。
行為を中断する。
そして言った。
バルコニーでしよう、と。
まだ見ぬ、この女の亭主と
どこかで張り合う気持ちがあったのかもしれない。
素直にうなづいた。
得意の「いや」はなかった。
期待に瞳が輝きだしている。
「ちょっと待って」というと
ワギナの周りにまた口紅を塗る。
発情と露出の儀式なのかもしれない。
交通量の多い国道に
せり出すように建てられた
高台のラブホテルだった。
はじめに来たときに
バルコニーがあることはわかっていた。
そのときの相手は別の人妻で
挿入よりも手と指を執拗に求めては
愛液の噴出を繰り返す
少し変わった性癖の持ち主だった。
普通の女性にありがちなように
やや露出の傾向もあったから
いずれ、窓の外に出て、と思っていたが
いつしか疎遠になり
やがて音沙汰普通になった。
何年かあとに
まったく別の女性と
こんなカタチで実現するとは思わなかった。
二人全裸で、窓の外に出る。
人妻は露出性交への期待で
歩きながらぼとぼとと垂らしている。
こちらのペニスも
歩くのがつらいほどいきり立っている。
結構、同じことをするカップルがいるせいか
鍵はさびついていることもなく、
カタチ優先の狭いバルコニーにするりと出た。
たたきつけてくる、少し肌寒い外気と騒音。
高台とは言え、路面までは思いのほか近かった。
4階ぐらいの高さしかない。
見上げれば簡単に全裸の男女が
恥じらいもなく体をつなぐ
エロティックな光景が目に入るはずだ。
おまけにホテルの直下は交差点の間近。
ただでさえ、成人ならば
注目しやすいラブホテル。
そのうえ赤信号ともなれば
見てとる時間はたっぷりとある。
車の通過音。
エンジンブレーキでたかまる音。
時にカーステレオからこぼれる音楽。
早くも見て取ったのか鳴らされる
汽笛のような大型トラックのクラクション。
さまざまな背景音を打ち消すように
背後からずぶずぶと挿入され
腰をくねらせながら、
「こんなこと。こんなこと…」
「いやああ。見られてるうううう」
「やだやだ、こんなことやだああ。」
「あなたああ、いっちゃうのよお」
「もっと、もっとついてええ」
「みてええええ」
「いくとこみてええ」
「ごねんなさあい。いっちゃうの、いっちゃうのおお」
「いきますううう。」
人妻のよがり声が
路面に降りかかってくる…
場所を選ばない
いや選んでの
狂喜は
信号が何回も何回もかわるまで
続くこととなった。
(続く)
このウラログへのコメント
コメントを書く