- 名前
- 邪神ちゃん ドロップキック!
- 性別
- ♂
- 年齢
- 59歳
- 住所
- 群馬
- 自己紹介
- そんなモノは知らねぇ~
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女子大生空手家羞恥刑
2015年09月26日 09:33
「この人、痴漢です」 電車を降りると男の手を掴み鉄道警察に痴漢男を突き出す凛子。
「人違いです。」真面目風な男性会社員の抗議の声は受け入れられなかった。
これが凛子の災難の始まり。
速水凛子 20歳 都内の私立大学生 空手部所属 全国レベルの高いで有名な有段者である。
数日前から通学電車内で凛子の体を撫で回す手に業を煮やした結果、凛子の尻に触れた手を掴み
鉄道警察に男を突き出した。
突き出された男性は、都内の一部上場企業商社に勤める 須藤達夫 24歳
彼は高校生時代から古武術をたしなむ真面目な男である。
凛子の急な行動に焦ったこと、女性に対して暴力を行使しない主義故に大人しく警察に突き出されてしまった。
数日後、達夫は勤務先を解雇された。
事の真実の前に、会社の面子を汚した事が理由である。
痴漢の冤罪を晴らすのは難しい。判断できる画像でも残っていれば良いのだろうが
狭い電車の中では不可能である。
しかも凛子に掴まれた時に出来た腕の爪痕の傷の一部が凛子のスカートに付着していた為
これが証拠とされ前科者にされてしまった。
解雇された達夫は、新しい勤務先を探しながら夜間バイトで食いつなぐ生活に転落。
住まいも安価で古いワンルームのアパートに引っ越すことになった。
「このままで納得できない」 「しかし冤罪を晴らす手段も思いつかない」
悶々とした気分でその日暮らしを津透ける達夫であった。
凛子は新聞記事のスポーツ欄に名を連ねる有名スポーツ選手であった為、
達夫が凛子の通学先を知るのは容易だった。
「自分を落とした女への復讐」 今や達夫のモチベーションはその一点で保たれていた。
「相手は女子大生とはいえ空手有段者、自分も心得があるが異種格闘戦は未経験、空手のスピードは承知している。如何に、あの女の動きを封じて復讐するか」 こんな事を毎日考えていた。
凛子が時折一人大学の道場に残り練習する事を知る機会があった。
凛子と他の部員の技量の差が大きく、顧問の女子教員も相手をしてやれない為、
週末の夜間、凛子は一人学園内の道場で遅くまで一人で稽古しているという噂だった。
達夫は、真偽を確かめたく新聞記者を装って空手部の女子部員に確認することにした。
学園の門外で空手部の練習が終わるのを待ち、出てきた学生に
「○○新聞社の記者ですが、都内の女子空手部の特集の企画を検討中なので、話を聞かせてほしい」と
問い掛けて、空手部の沿線や現状など差し障りの無い質問を続けた。
質問をしていく中で、「こちらに、とても強い部員がいらっしゃると聞きました」
「何か特別な稽古をされていらっしゃるのでしょうか」 この問い掛けに
部員が「凛子先輩のことですね、毎週金曜日の夜は遅くまで一人で道場に残り稽古されています」
「お一人でですか? 他に人は?」
「いえ、誰も居ませんよ。鍵は先輩が守衛に返しているようですし、顧問も他の部員と同じ頃に帰ります」
「一人で不安は無いのですかね?」
「あぁ、聞いた事がありますが、大丈夫だって言ってました。先輩は強いですからね」
このような質問を日を変えて数名の部員に確認した。
毎週金曜日 一人で道場にいる ・・・ 確かなようだ。
「では、どのように接触するか?」
「最初から怪しまれないようにしなくては」
「あの女に直接会えるような方法は無いだろうか」
「復讐するのに顔を知られては、後々問題だ」
達夫は凛子を陥れる為の策を考え続けた。
「稽古の相手に不足しているのであれば、何か挑発すれば試合という形で接触できるだろうか」
達夫は、空手部の部員に ある手紙を凛子に渡してもらい 反応を見ることにした。
内容は「貴方の腕前を拝見したく、お手合わせ願えませんでしょうか
他流試合を禁じる所が多いことは承知しております。
当方古武術を学ぶ者ですが、空手家の実力を体験したくお願いに上がりました」 だった。
意外にも凛子からOKの返事が来た。
「内密にして頂ければ・・・」 稽古相手を欲していたようだ。
「さて、顔を知られてるはずだけどな・・・どうする?」
「真面目なスポーツ選手だから、手合わせすれば理解できるとでも言うか」
「女子といえ強いからな・・・一気にたたみ込めるか?」
達夫はこの日のために僅かな時間を古武術の練習に充てていた。
短時間で凛子を動けなく声も出せなくする術を考え練習していた。
元々真面目な男であるが故、用意は怠らない。
「可哀想だが、両肩、両膝、顎を壊した後、女であることを後悔するような仕打ちだ」
このウラログへのコメント
なんかありそうで、なさそうな話が始まるわね。
楽しみです。
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