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13th Plaza Hotel Part 3

2015年07月10日 20:18

13th Plaza Hotel Part  3

自称OLの口中に放った男は
気まずかったのか
早々に退散してしまった。

だから、舞台に上がったのは2対2.。
乱交と呼ぶにはいささか人数不足気味だったが
その分、行為の密度は高かった。
結局は1対1になるのだろうが
そこに至る道のりはまさに「いり乱れ」。
なめあいの見せ合いをほどくと
男二人がわざと一方の女にたかる。
それにもう一人の女が絡む。
犬のように腹ばいになり
淫唇から、それこそぼたぼたという感じで
愛液をたらしだした自称看護師
大きくつきだしたペニスを後ろから挿入すると
もう一人の男は、その下に仰向きでもぐりこんできて
とがった乳房を吸いながら
徐々に結合部に舌を這わしてゆく。
女のクリトリスと陰唇をなめあげると同時に、
その舌がこちらのペニスの裏側もなぞってゆく感覚が
異様ではあるものの卑猥でもあった。
あとにも先にも男の舌がこちらの性器に触れたのは
このときだけだった。
自称OLはひざまづいて、
これもぐしょぬれの性器突き出し
「なめて。なめて。なめてええ。」
と叫びながら腰をくねらせて
看護師の突き出された舌を
性器にひきずりこんでいる。
同時に、その手は速いピッチ
仰向けの男のペニスをしごいていた。
非力なので動きをセーブしながら
かろうじて挿入を続けるこちらとは違って
仰向けになった男は明らかに性戯に長けていた。

看護師がわめく。
舌への要求。
「すごい。すごい。そのなめ方すごい。」
「ほら、もっと垂らせよ。顔にかけろよ。」という男に答えて
「いいの?いいの?ほんとにでちゃうよ。ああああああ。」

OLがわめく。
舌への要求。
「ねえ。もっと、もっと奥にベロ突っ込んで。
女のベロもやらしくていいのよおお。」

看護師がわめく。
ペニスへの要求。
「そう。ついて。もっと。つっこんで。」

OLがわめく。
ペニスへの要求。
「この人イいっちゃったら今度は私のまんこにきてええ。」

自らのシャウトに追い詰められるかのように
女二人が尻をくねらす。
その動きが一定のリズムをとりだし妖しく同調した刹那
「イ、イクよおお。」
「私もイッチャウ!」
狂ったように声を掛け合って
二人とも体を震わせたかと思うと
クタクタとくずおれてしまった。
修羅場をみなれているはずなのに
若いコーディネーターの
「すげえ」という呟きが聞こえ
見学女性の腰のくねりが激しくなっている。
廃墟の下から這い出るような風情で
くずれた白い肢体の下から抜け出てきた男と
射精を遅らせるために
動きをセーブしていたこちらの目があって、
互いにニヤリと笑いあう。
男性陣はなにもしていないも同然なのに
女性二人は勝手に速いピッチのぼりつめている。

OLはベッドボードによりかかったまま
脚を広げて性器をさらし
看護師はそのOLの性器
顔をうずめたまま尻をさらしている。
シーツはよじれ、シミはさらに広がっている。
さっきは二つ別々の文様だったが、
いまは大きな曼荼羅の絵図になってしまっている。
赤と紫の
見せるため、
行為のためだけの
卑猥パンティ
濡れたクロッチを見せびらかすようにおかれて
卑猥な文様に原色を添えている。
女が果てている間のしばしの休憩。
男がウーロン茶ボトルをとってくれた。
乾杯のしぐさでごくりと飲み込む。
男二人とも
女の虚脱は
ひとときでしかないことを知っているから
「よし」と言う掛け声が
次のステップへの行為の再開の合図だった。

今度の攻撃目標は自称OL。
役割が入れ替わる。
やはり雌犬のように
尻を高く掲げることを要求し
うれしそうにこたえる女に
男が背後から挿入する。
つながったまま女が匍匐前進して
休憩で硬度を失いつつあった
こちらのペニスを口に含む。
一度高まりを感じたために
欲望がさらに加速したのだろうか。
先ほどの数倍も熱のこもったテクニック
瞬時に佇立してしまった。
ぬるい唾液で包みこまれたかと思うと
ねっとりとした舌の動きが先端に絡みつき
舌先が尿道口を割って入るように刺激する。
かと思うと次の瞬間にはべろりと裏側をなめあげる。
そして、再びのどの奥に吸い込んでゆく。
このとき、もし背後からの
男の突き上げが激しくならなかったら
消えた男と同様にOLの口の中に
期せずして放ってしまっていたかも知れない。
もっともOLは
明らかに口で受けようとしていたようだったが…
この淫行を見ていた看護師
とろんとした目に光が戻った。
次の瞬間
ペニスを舐める舌がもうひとつ増える。
OL同様に男に尻を向け、
その指をリクエストするかのように尻をくねらせ、
事実、男の指を三本も性器のみこみながら
こちらのフェラチオに参加してきた。

どうやら、攻守ところを変え
次の餌食は、こちらになってしまったようだった。

(続く)

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