俺の昔話・・・・。

骨折したことありますか？






俺は２回ほどあります。



しかも二回とも左腕。



しかも二回とも同じことをして骨を折りました！



あれは、俺がまだ幼稚園児の頃･･････




家のけっこう近くに、アスレチック公園がありました。

あの、ムダに長い滑り台があったり、

丸太とかでできた登り棒とか、いろいろ★

とりあえず、めっちゃ遊べるところがありまして、

小さい頃は、そこでよく遊んでいました★





そこで、とあるアトラクションに二回も骨を折られました★




ターザンです★




ターザンが正しい名前かどうか分かりませんが、

当時俺は、それをターザンと呼んでいました。




ターザンというのは、

ロープがあって、それにしがみつくと、

下までガァァァァァァァーって、運んでくれる奴です。





分かりますか？俺は説明へたくそなので、

これ以上の説明はできません。

理解してくれたものと思って話を進めますよ。・・・イキマス★



とりあえず俺は、ターザンをやってみることにしました・・・

ガァァァァァァァアァァァァーー

その頃の俺にはとても早く感じました。



そして急に怖くなり、目をぎゅっとつぶったのを覚えています。



・・・・・・・ドォン！！！


とても大きな音とともに、ものすごい衝撃が体に伝わりました。

そして一瞬・・・「宙に浮いているかのような感覚」をおぼえ、

目を開けました。




初めて見る光景でした･･･････



･････････････あれぇ？？？




やけに地面までの距離が遠い･･････



そうです。「宙に浮いているかのような感覚」ではなく



本当に、宙に浮いてました・・・



目を開けると同時に、手も開いてました・・・




それからは皆さんの予想通り、

きれいな放物線を描き、





母なる大地へと投げ出されしまいました。




どむっ・・・・





俺「うわあぁぁぁぁぁん！」



大泣きですよ。当然です。





その後病院に連れて行かれ、骨折が判明。

人生初の骨折です。



次は二度目の骨折の話です。




えっ・・・面白くない・・・？？




大丈夫です。オチはあります★



まぁオチというか事実なんですが・・・





骨折から約半年後・・・・・・

負けたままでは悔しいので、

再びターザンに挑むことにしました。





「大丈夫・・・・・・俺はできる。

俺はやればできる子だって、じいちゃんが言ってたんだから」




あの忌まわしきターザンのロープを再び握りました。




「この手だけは二度と離さない！」




まるでドラマのワンシーンのようです。

そして勢いよく飛び出しました。



今度は決して目をつむりませんでした。



それどころか流れていく風景を楽しむ心の余裕までできていました。




「コレならいける。だが最後まで気を抜くな！

遠足だって・・・家に帰るまでが遠足なんだ！」







ドォン！！




手に力を入れ、決して放しませんでした。

最高点に到達し、後ろに戻ってくる感覚がありました。




「やった。俺は勝ったんだ！」




喜びをかみ締めるように、俺は目をつぶりました。

そして再び、目を開けると・・・・・・





以前このターザンでみた風景が目に映りました。

・・・・・・やけに地面が遠い。




どうやら俺は、一回こらえれたことに安心し、



最高点から戻ってくる時の反動を意識できておらず、





手を放していたようです






ターザン「二度と放さないって言ったじゃない！


ウソツキィィィィ！！」

そんな声が聞こえたような気がしました。