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カリモーチョの起源
2015年05月17日 09:37
カリモーチョ。
そのエキゾチックな名前と裏腹に、その中身は赤ワインをコーラで割っただけの実にシンプルなもの。
カリモーチョの起源
カリモーチョは主にスペインで広く親しまれているアルコール飲料だ。
その起源には諸説あるが、ある老舗のバーテンダーによると、カリモーチョはメキシコで生まれた古いカクテルだという。
1920年までスペインの植民地だったメキシコには、本国からワイン文化がもたらされた。一方でメキシコは最も早くからコカ・コーラが進出した国のひとつで、1897年にはすでに販売されていたという記録がある。おそらくこの頃にコーラとワインこの地で出会い、カリモーチョというのみ方が生まれたのだろう。
カリモーチョは一般にカクテルとは認められておらず、そのレシピは日本バーテンダー協会の「新バーテンダーズマニュアル」を含めほとんどの書籍に掲載されていない。ウェブ上のレシピでもコーラと赤ワインを使う点が共通しているだけで、銘柄や比率など細かいことは決まっていないようだ。
興味深いのは、多くのレシピで「安いワインを使用すること」とされている点。
スペインの国民的飲料・サングリアと同じく、カリモーチョも安いワインを美味しく飲むための知恵なのだろう。
では何故スペインのローカル飲料が日本で突如ブームになったのか。仕掛けたのはどうやら日本コカ・コーラであるようだ。
サントリーが火付け役となったハイボールが日本中の飲食店を席巻する中、日本コカ・コーラはコーラを使った新しいアルコール飲料を模索。女性に人気の赤ワインに着目し、これをコカ・コーラで割る飲み方を「発掘」したと考えられる。
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