こいつには呆れる・・

前回の続き・・・いや～若い営業マンのレベルの低さには驚くばかり。


別にさあ、新人がなれなくて失敗するのはいいよ。最初はどんな人でも素人なんだから・・・でも、ここまでくると～もう呆れかえって笑うしかなかった。


昨日の事である。ある取引があって当社と別の不動産会社が連携して１つの契約をまとめたっていうものがあったんだ。契約書は当社が保管してたから取引相手に契約書の控えコピーを当然ＦＡＸしてあげたけどね。


どんな仕事でも、納品書、請求書、領収書だぐいは保管するよね。当然契約書もそうなるからコピーだけでも一緒に保管しておかないと何の契約があって金銭の流れがあったか判らないからね。（まあ、確定申告がらみで不動産会社は取引内容を最低７年間保管義務があるんだが・・）

契約の舞台となったのは埼玉県の飯能市ってとこに立ってる8F建てのマンション。俺が営業して新規プロジェクトの案件として手掛けたものだった。不動産取引だもん。きちんと重要事項説明と契約書、１ページ残らずFAXしてあげたのにな～


　送付したあと先方取引先不動産会社の経理部より苦情の電話。「あのう・・・都条例に沿った契約になってるっていう書類がないのですが・・・」だってさ！これはもう笑いをこらえるのが必死だったゾ！

取引の舞台となったのは埼玉県の飯能市。何でさあ、都条例（東京都条例）の影響をうけない埼玉県の物件にそんな書類があるんだよ。あるわけねーじゃん！（正式には紛争防止条例っていうものだが・・都条例だよ）

こいつどうなってんだ。宅地建物取引主任者資格さえ持ってない、民法の知識もない、まあ、新入社員ならそれでも許されるだろう。でもね・・・何年も不動産会社に勤務してるベテラン経理責任者だよ。いや、不動産会社に勤務してなくても・・条例はその地域限定の特別法なんだから他の地域にいけば関係ない事ぐらい、中学・高校の社会の授業で習う筈。

　笑うのはあまりにも失礼だから・・「君ね！都条例は都内だけ有効だから埼玉県の案件には必要ないんだよ。君の会社の上司にでも確認してごらん！」って丁寧に応対してあげたけど・・


それにしてもこれが同じ不動産会社のレベル？何でもかんでも卑下するつもりもないし俺も修行時代はいろいろ失敗もしてる。でもね・・中学・高校で習う事、最低限の常識的な事まではそこまで無知じゃなかったゾ！経理の責任者がこれじゃあ・・・・今回１回だけ提携した不動産会社だが・・・・この会社大丈夫？


　皆さん、常識ぐらい判る人間になる様、人は一生勉強だよね