- 名前
- 杢兵衛
- 性別
- ♂
- 年齢
- 48歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 悠々自適、風雅な隠居生活
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バイブ
2014年04月18日 05:46
バイブとかローターとかローションとか、オモチャは総じて買いにくい!! こんな「常識」を私はときどき忘れそうになります。自宅に150本超のバイブがあると、そこらへんの感覚が狂ってしまうようです。私はひとり暮らしで、バイブ収集していることは彼氏も知っています。かわいいデザインのものであれば、神経質に隠すこともせず、ベッド脇などに置きっぱなしにすることもあります。恵まれた……というか、特殊な環境にいます。 でも現実には、買いにくいどころか、「買えない」という方も多いのが実情。そんな方たちのなかに創意工夫で「手作りディルド」を作っている人が少なからずいることは、以前にお伝えしました。その話を聞いた瞬間、「バイブを買えばいいのに……」という考えがよぎってしまったのは、さながらフランス王妃が、その日のパンすら買えず飢えている民衆に対して、「パンがなければケーキを食べればいいのに」と言ったのに似ているのかもしれません。「いかに買いにくいか」「なぜ買えないか」に、すぐには考えが及ばなかったのです。 家族に見つかったら困る、ネットショップに自分の個人情報が履歴として残るのがイヤ、近くに買えるところがない……買えないという人の数だけ、事情があるのでしょう。実際、私のもとにも購入にまつわる質問がよく届きます。 宅配便で届いたとき、受け取った家族が先に開けてしまうのではないかと心配する人には、「コンビニ受け取りという方法もありますよ」とアドバイスしますし、宅配便のお兄さんに中身が何かバレるのではと危惧する人には、「送付先がショップ名と違う名前(たとえば会社の名前)になっていることが多いですし、品名も“化粧品”“アクセサリー”と記されるのでわかりませんよ」とお知らせすることはできますが、それでも最悪の事態を想像して、二の足を踏む人が多いようです。 幅広い層の女性にラブグッズに親しんでもらいたいと考えている私としては、「欲しいのに買えない」人が少なからずいるというのは、とても切ない状況です。興味はあるけど「なんとなく」買えない、買っていないという人もいます。何をどうしたら、そんな女性たちが「よし、買ってみよう!」と購買を決意してくれるまでになるのでしょうか?
女性が買いやすい環境って?
今週月曜の14日、「INFAMOUS COLLECTION」というフェティッシュファッション&アイテムの展示会が開かれました。最先端のラバーファッションから、すごくファッショナブルなラブコスメ、最新ラブグッズまでが揃い、もう夢のようにすてきな展示会だったのですが、そこでトークショーも開催され、「ラブグッズの展望~トークでひも解く、最新ラブグッズの情報から販路の展望まで~」というテーマで、私、桃子もお話してきました。 一緒にお話したのは、ラブライフアドバイザーのOLIVIAさん、高感度のアダルトグッズを取り扱う「ロイマリーズ」の代表、SAYURIさん。いや~、ど美人ふたりに挟まれちゃって、恐縮しごくではありましたし、私は言ってみれば1ユーザー。“展望”というより、こうなったらいいな、こうしてくれると嬉しいなという“希望”をお話することしかできないなぁと思いつつも参加したわけです。 当連載でも紹介している通り、今は素敵なデザインのグッズが増えていて、一見して「エロいことに使うグッズだ!」とわからないものも数多くあります。でも、それでもラブグッズは「得体の知れないもの」。自分の目で直接見たこともなく、触ったこともないそんなものに、いきなりお金を払うのは、それなりに勇気を必要とする行為です。 まあ、服でも靴でもそうですよね。ネットでいくらでも変えるけど、やっぱり試着しておいたほうが「あー、なんでこれ買っちゃったんだろ」と後悔するような失敗は避けられる。でも地方だと、そもそもそのショップがなければ試着は叶わないし、オトナのオモチャ触って、吟味しているところなんて見られたくないよ! という気持ちもわかります。難しいですね~。 OLIVIAさんからは「ブラジリアンワックスのサロンなど、話しやすい場はある」という提案があり、SAYURIさんは「ヨーロッパでは高級ブティックでラブグッズが販売されていたり、なんと空港内にショップがあったりする」と、グッズを買えるお店が都市の一部に溶け込んでいることを教えてくれました。そういう環境になっているなら、自然体でさらりとショップに入っていけそうです。
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