3 bun no 2

夜気がつくと0時を回る

あっっという間の一年を

噛みしめる余裕すらなく

一人時間を過ごす

自分の事は特に苦手

だからちょうどいいんだね

僕にはこれが似合ってる



あっという間の30代に

特になんにも感じずに

ふと考えると早いもので

きっと僕の人生折り返し

どころか3分の2を過ぎたころかな？



人より生き急いでる気がする

性格なのか臆病なのか

きっと長くは生きられない

若かりし頃の大病がよぎる

ありえない病に侵され

生死の境界をウロウロ

きっと真面じゃないんだ

これが僕の生きてる道

余裕もなく時間も無く

振り返る時間を持つべきと

心では思っているけど

何処かで後ろ向いてる自分

悲しいかな・・・一人で０時をまわり

少しだけ自分を振り返る

いつからこんな風になったのか

なぜ自分は今こうしているのか

静かに静かに黄昏る

僕は何処に向かっているのか

僕は何を見ていくのか・・・

まだ少しだけ時間があるうちに

何かを残し、何かを感じ、

何かに感じられ、誰かに記憶され

心折れぬよう

気持ちが無くならないよう

残り3分の１を