ねぇ…

嫌なら来ないよね？
怒ってても来ないよね？
何よりも面倒臭いことが嫌いな貴方。
来てくれたって事は
相手してもいいよって事だよね？
私の事、ちょびっとでも特別だと思ってくれてるんだよね？
いつも困らせてばかりの私。
今の私は貴方がいないと生きていけない。
私の心の笑顔は貴方しか作れない。
貴方のそばにいられるだけで幸せ…
でも触れたい触れられたい。
貴方がくれる痛みが私を堕としていく。

遠い過去、私は貴方から逃げた…
でも忘れられなかった。
長い月日が過ぎて貴方の元に引き寄せられた。
貴方の下に跪く。
貴方は笑顔で私を見下ろす。
そして私の髪を掴み震える私に
「どうしたい？」
と意地悪く言う。
優しい笑顔の瞳の奥にはどうしてやろうかと妖しい光が宿ってる。
そして…
身も心も縛られて行く。
遠い過去よりもきつく激しく…

もうだめだよ…