- 名前
- tom夫
- 性別
- ♂
- 年齢
- 52歳
- 住所
- 新潟
- 自己紹介
- 出会わない系です。
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
自分の場所
2013年11月24日 23:12
最近
PCインターネット的には引きこもりでした。
スマホ恐るべしです。
ワタクシの特徴として
録画して放置していた番組を突発的に見るというものがあります。
大島という島のハンセン病患者の番組を見ました。
確かNHKのハートネットTVという番組だったと思います。
一言で言うと良い番組。
痛みを知っている人には響く番組ではないかと思います。
NHKでないと作れないなというものでした。
その中で
島にカフェを作って切り盛りしている30代の女性2人(ハンセン病患者ではない人)の映像が流れた時に頭に思い浮かんだことがあります。
自分の居場所
自分の輝ける場所ということです。
どういう理由で彼女達が瀬戸内海の大島というハンセン病患者しかいない場所でカフェを開いたかわかりません。
しかし
彼女達は自分の居場所を見つけたのだと思いました。
現代の社会になじめなかったのかもしれません。
精神を病んでいたのかもしれません。
いずれにせよ
彼女達に現代の社会に居場所がなかったのだと思います。
優しすぎたのかもしれません。
過酷な環境で生きてきて
尚且つ
それに反抗もできずに絶えてきた人は
必ず優しい気持ちを持っています。
弱さの痛みを知っているからです。
よくわかりませんが
ハンセン病患者の優しさと
現代社会で受け入れられなかった彼女達の優しさがリンクしたのではないかと思います。
ある場所で全く無価値という判断を下された人でも
別の場所ではもろ手を上げて感謝されるくらい必要とされる場所もあります。
会社をリストラされて自殺する人もいます。
切り離された環境で追い詰められる主婦も居ます。
社会から必要とされていないと思っているニートもいます。
多分
違う。
必要とされている場所は
誰にでもあると思います。
ただ
それに気がついていない
見えないだけなのではないかと
番組を見ていて思いました。
大島のハンセン病患者は
女性2名の居場所をつくるために必要な人だったのかもしれません。
現代社会で悩んでいる人を優しく受止めるために過酷な人生を歩んできたのかもしれません。
そして
大島を訪れる人は
何かに悩んでいたり
立ち止まったりしている人で
患者さんから優しさを受け取ることができたのかもしれない。
何かを感じて歩き始めることができたのかもしれない。
求めれば
自分の居場所は見つかる。
多分
作ることもできる。
分断されて孤立化する社会。
一度転落すると這い上がれない社会。
失くす恐怖。
全ては頭の中でそう思い込んでいるだけではないかと思う。
人はそれほど弱くはない。
繋がることで
必要とされることで
必要とすることで
物凄い力が発揮できると思う。
仕組みや制度が大事なのではない。
誰かのせいにする
誰かをあてにする
誰かが何かをしてくれる。
そういった考えを改めるだけで変わっていくものだと思う。
自分で引き受ける覚悟をする。
引き受けて実際に行動する。
言葉だけではなく実行。
それをするだけで何かが動き始めると思う。
青い考えなのかもしれない。
まぁでも一人くらい青いことを考えてもいいのではないかと思います。
当たり前だと思っていたことほど無くした時に後悔するものです。
歩けるうちに歩く
話せるうちに話す
愛せるときに愛する
抱きしめたいときに抱きしめる
世の中はとてもシンプルだと思います。
複雑にしたり
苦しくしているのは
人間であり
自分自身の頭の中なんではないかと
40を超えた辺りから思うようになりました。
今日は
自分の心の中を素直に書けた気がするので
読み返して修正はしないぞと。
https://www.youtube.com/watch?v=mDuOOdtbP30
このウラログへのコメント
必要とされていない感を持って長くなると、そのシンプルな図式に気づけなくなっていたりするのですよね><
コメントを書く