- 名前
- りゅう
- 性別
- ♂
- 年齢
- 56歳
- 住所
- 広島
- 自己紹介
- 良い出会いがあれば、細かいことは気にしません!きっかけの一つとして登録しました。気軽...
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これまでに一度だけ3Pしたことあります。(最終章)
2013年10月07日 19:40
朝が来て、目が覚めた僕は暫くはベッドの上でぼーっとしていた。
昨日の夜の事を思い出して、『一体あれは夢だったのか現実だったのか…?』などと、夢の様な出来事を思い返していた。
ふとお腹が空いたので、とりあえず朝食を食べに行く事にした。
食堂に行くと、酔っ払った子と友達の子は既に食事をしていた。
友達の子が僕に気付いて、ちょっと恥ずかしそうに軽く会釈したので、僕も軽く会釈した。
酔っ払った子は、僕に背を向けて座っていたので、それに気付いて僕の方を振り向いた。
ちょっと不思議そうな顔をして、友達の子と何か話をした後に、僕に会釈をしたので、僕も会釈を返した。
僕は『酔っ払った子は昨日の夜の事を覚えてたのかな…?』等と一人で悩みながら食事していた。
しかし、その疑問もすぐに解決した。
食事が終わって部屋に帰ろうとしたら、酔っ払った子が僕の所に来て、『昨日はありがとうございました。』と照れながらお礼を言った。
どうも友達の子が彼女に、『酔っ払って動けなくなってたのを部屋まで運んでもらった。』と説明したらしい。
やはり酔っ払った子は昨日の事を覚えてないらしい…。
『昨日の夜は気持ち良くしてくれてありがとう。』なら嬉しかったけどね…(笑)
友達の子を見ると『内緒よ』と言わんばかりに、人差し指を口に当てて『し~っ』としたので、話を合わせて『いえいえ、大したこと無いですよ。』と言った。
友達の子も『大変だったんだから。』と話を合わせる。
酔っ払った子は恥ずかしかったのか、『それじゃ』と言って部屋に返って行った。
残った友達の子が『昨日の事は、あの娘には内緒にしておいた方が良いよね?』と言うので、『これは二人だけの秘密だね。』と僕が言ったら、友達の子も最高の笑顔で微笑んだ。
それから改めて『昨日はありがとうね。』と言うと、『うん。』と友達の子は小さくうなずいた。
『今日返るの?』『うん、今日返るよ』『じゃあ、気をつけてね。』と会話を交わした後に、『じゃあバイバイ』と友達の子が小さく手を降った。
連絡先を聞きたい所だけど、『広島と宮崎では遠いな…。』と思ったので、名残惜しいけど『バイバイ』と手を降った。
二人とも、しばらく歩いては振り帰りを繰り返して、お互いが見えなくなるまで手を降っていた。
そうして、後ろ髪を引かれる想いを残しながら、彼女達との思い出を胸に指宿を後にした。
今考えても、素敵な思い出でした。
終わり
このウラログへのコメント
読ませてもらいました★★
ドキドキしちゃったー!!
> 華丸さん
最後まで読んで戴いてありがとうございました。
旅先だったし、翌日の目的地が違っていたので、その日限りでのお別れになってしまったけど、僕にとっては良い思い出です。
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